12/6発売 『RiCE』2023年1月号「日本の自由なサケ 麹がつなぐ日本酒・焼酎・クラフトサケ」特集内のクラフトサケ企画にて、「自分の言葉で話し始めた醸造家たち」というタイトルで、「クラフトサケとは何ぞや」について寄稿しました。他に、クラフトサケブリュワリー協会7蔵へのアンケート、群馬・土田酒造の星野元希杜氏×秋田・稲とアガベの代表岡住修兵氏の麹で接続する日本酒とクラフトサケについての対談記事も取材と執筆を担当しました。クラフトサケをまとめて扱った雑誌の特集は、おそらく初
今、日本の酒業界を揺さぶる「クラフトサケ」というジャンルに注目が集まっている。その震源地である、秋田県・男鹿半島で開催されたクラフトサケ醸造所「稲とアガベ」主催のイベントから見えてきたSAKEと地域の未来について。 text by Naoko Asai 「この駅の改札にこんな行列ができるなんて…」と地元の人間が目を丸くする出来事が、今年8月第3週末、秋田県・男鹿市の玄関口、男鹿駅前広場で起きた。そこには、県内外から日本酒ファンにはおなじみの8つの飲食店と、2019年~20