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コンポスト活用法~庭ごみ削減~

こんにちは!
和歌山食と暮らしプロジェクトの おりく(♂)です。
このプロジェクトでは、和歌山に住むみなさんと一緒に
「食」を中心としたさまざまな出来事をもとに
「暮らし」を考えるヒントを共有していく…
そんな取り組みをしています!

和歌山食と暮らしプロジェクトではコンポストに関わる活動に力を入れており、百均で材料が揃い気軽に始められるひゃっきんコンポストやできた堆肥を回収する企画を進めています。

コンポストには生ごみから堆肥をつくり、それを家庭菜園などに使用することでまた野菜を作り、それから出た生ごみをまた堆肥に変える、といった循環を生み出すことに大きな意味がありますが、単純にごみを減らすという意味でも大きな役割を果たします。
今回は生ごみを投入するコンポストとは別に落ち葉、雑草などの庭ごみを投入するコンポストをつくりました。

我が家の庭ごみ

特に一軒家で生活していると、庭や敷地内にあちこちから枯れ葉が飛来します。
この枯れ葉は放置するとさまざまな害虫の餌や寝床になる可能性があり、さらには単純に見た目も良くありません。(掃除のしない家庭だと思われるなど……)
特に、庭の広い家庭で、樹木などを植えている場合は多くの葉が落ちてきて、それらを掃除し、量が多ければごみとして処理する必要があります。
また、枯れ葉以外にも砂、埃や玄関の髪の毛など、定期的に掃除をすると地味にごみの量が増えることでしょう。
我が家では少しですが、野菜などを育てており、雑草や剪定することで出る枝や葉などがごみになります。
こちらも家庭によってはごみとして多くの量を処理する必要があるでしょう。

庭ごみをコンポストに

ということで、我が家では上記のような庭ごみを投入するためのコンポストを作りました。
枯れ葉には前述の通り虫がついていたり、見えない微生物がついていたりします。
枯れ葉を集め、虫や微生物を逆に利用することで、枯れ葉だけでなく、雑草や埃、髪の毛なども合わせて分解してもらおうということです。
庭ごみコンポストを用意することで我が家が得られたメリットは以下の通りです。
・家の周りがきれいに保てるようになった
→家の周りの枯れ葉などを気兼ねなくコンポストに入れられる、コンポスト管理ついでに側溝の雑草などを抜いてコンポストに入れるようになった
・生ごみ用コンポストの有効活用
庭ごみが多いとき、生ごみ用コンポストの資材をかぶせることで、分解促進や虫が増えすぎないようにすることができる
・野菜の管理のモチベーションアップ
→我が家ではピーマンなどを育てており、ズボラなため、毎日の水やりや剪定などが面倒になることもありましたが、庭ごみコンポストがあれば雑草の処理やちぎった葉っぱなどの処理が楽々になり、ついでの水やりも苦ではなくなった
・虫が減った(ような気がする)
→家の周りの枯れ葉を処理することで家の周りの虫が減ったように感じた、また、ダンゴムシなどが寄ってきてもどんどんコンポストに投入すれば有効活用できる、など虫に対してポジティブな感じ方ができるようになった

生ごみを投入するコンポストはコバエなどがわきやすいですが、栄養価などが少なく、水分も少ないからなのか、庭ごみコンポストには害虫がわきにくいように見受けられます。(現時点では)

逆に、注意点もあります。
・衛生的な問題
→さまざまな庭ごみを投入するため、衛生的に問題がないとは言い切れません。堆肥として仕上がっても口に入る野菜などを育てるために使うのは注意が必要だと思われます。(我が家では観葉植物などに使う予定です)
・肥料としての性能への疑問
→庭ごみのみ入れる場合、生ごみを入れるコンポストに比べさまざまな栄養価が供給されないため、単体での肥料としての性能は充分ではない可能性があります。別途市販の肥料を購入し併用することも検討すべきでしょう。

庭がとても広かったり、家庭菜園ができる農地などをもっている方の中には埋め込み式(土中式、設置型)のコンポスターなどを活用している方もいるかもしれません。
しかし、庭が小さくても土を掘って庭ごみ用コンポストのスペースを作ったり、我が家のように庭がなくてもプランターなどを活用し庭ごみコンポストを作ることでさまざまなメリットが得られると感じました。
和歌山食と暮らしプロジェクトではLFCコンポストを使用した生ごみを投入するコンポストなどを紹介してきましたが、興味がある方はさまざまなコンポストに挑戦してみてくださいね。

材料はこれらと、並行して行っている生ごみコンポストのみ
まずは菌を生ごみコンポストから分けてもらうため、適量プランターに入れます
子どもも手伝ってくれました
落ち葉などの庭ごみや剪定した葉っぱを入れたらもう一度生ごみコンポストから資材を拝借
ピートモス、コンポスト資材にはメジャーなようです
ぶっちゃけ枯れ葉をたくさん入れるので土でもなんでも大丈夫だと思います
だいたいピートモスがかぶさったら完成
数日後の様子
葉っぱからはどんどん水分が抜けています
今後も状態を見守っていきたいと思います

今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。

和歌山 食と暮らしプロジェクト

主催:一般財団法人和歌山環境保全公社
運営:NPO法人わかやま環境ネットワーク
NPO法人ホッピング

担当:越中

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