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竹皮を再利用してみた。

こんにちは!
和歌山食と暮らしプロジェクトの おりく(♂)です。
このプロジェクトでは、和歌山に住むみなさんと一緒に
「食」を中心としたさまざまな出来事をもとに
「暮らし」を考えるヒントを共有していく…
そんな取り組みをしています!

竹皮で食材を包んで持ち歩く、といった経験をしたことはありますか。
竹皮は昔話などで見た記憶からおにぎりを包む印象が強く、みなさんにとってもそうではないでしょうか。
現代でも竹皮は食品容器としての用途などで売られています。
今回は竹皮で包む利点や、一度使った後の竹皮を再利用した印象をお伝え出来たらと思います。

竹皮で包む利点とは?

竹皮がなぜ食品を包むのに使われるかというと、竹皮の通気性・保湿性・防腐作用・抗菌作用・消臭効果にあると言われています。
さらに熱に強く、電子レンジでの温めも可能で、冷凍もできる容器ということで利便性が高く、通販サイトなどでも購入ができるのも便利です。
さらに洗って再利用可能ですので、今回は1度使った竹皮を使ってお弁当を作ってみたいと思います。

竹皮

竹皮におにぎり包んでお弁当に!

竹皮を使って食べ物を包む場合、竹皮を水に20分~30分ほどつけることによって柔らかくなり、包みやすくなるとのこと。
今回は包むのに問題ない硬さだと思いましたので、洗って乾かした竹皮におにぎり、卵焼き、ウインナーを乗せ、中の食べ物が露出しないように包んでいきます。
最後に購入した際に付いてきた麻ひもで結んで完成です。
ひもは竹皮を裂いて竹ひもを作ることで代用もでき便利。
外出先でのお昼ご飯に持っていきます。

おにぎりを乗せ
卵焼きとウインナーを乗せ包んでいきます
包み終えたら麻ひもで結んで完成
とてもかわいいですよね

お弁当開封!使い心地は?

お昼になり、お弁当を食べる時間になったので開封してみます。
見た限り乾燥している様子もなく、竹皮の保湿性が感じられました。
竹皮の風味が食べ物につくという話もありますが、おにぎりを食べてみたところ、特に風味があるとは感じませんでした。(竹皮の状態にもよるかも)そして、問題なく、美味しく食べられました!
お昼ご飯をコンパクトに持ち歩けて、ちょっとおしゃれに楽しむことができるのも竹皮の利点だと思います。
電子レンジがあるところではなかったですが、電子レンジで温められるのも嬉しいですよね。
持ち帰ったら再度洗って乾かし、再利用時に備えます。

開封時の様子
全くパサつきはなく、適度な湿度を保っています
スポンジやかたく絞ったふきんなどで汚れを落として手早く水洗いするのがよいとのこと
今回は流水で手洗いだけで十分汚れはとれましたので、乾かします

さまざまな使い方もできる竹皮の魅力

竹皮は中華ちまきや羊羹などの蒸し物をする際にも活用できたり、料理の盛り付けに使えたりと使い方はさまざまです。
プラスチックのお弁当箱のように半永久的に使えるものではありませんが、竹皮は最終的には土にかえる地球にやさしい素材です。
みなさんも一度使ってみてくださいね。

(参考)
・ウェザーニュース「驚くべき先人の知恵!エコな包装材「竹の皮」がおにぎりを美味しく包む理由」

・(株)山岸竹材店 竹虎 「国産竹皮の使い方(包み方) ~竹虎スタッフの声~」
https://www.taketora.co.jp/c/special/staff-takekawa


今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。


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