もったいない?もったいなくないキッチン開催!
こんにちは!
和歌山食と暮らしプロジェクト おりく(♂)です。
このプロジェクトでは、和歌山に住むみなさんと一緒に
「食」を中心としたさまざまな出来事をもとに
「暮らし」を考えるヒントを共有していく…
そんな取り組みをしています!
2/27(月)にもったいなくないキッチン@シェアリビング カインド
が開催されました!
『もったいないキッチン』という捨てられるはずの食材を回収し、キッチンカーで美味しい料理に変身させるという映画があります。
その映画の影響で全国さまざまな場所でフードロスを削減することを目的とした料理教室が開催されています。
前回開催された時の記事はコチラです。
今回も和歌山市に住む方々が家庭で賞味期限が近かったり、消費しきれなかったりする食材を持ち寄り、もったいなくないキッチンと称してみんなで料理を楽しみました。
講師には家本幸さんをお招きしました。
家本さんは食の専門家であるフードアナリストの資格を持ち、現在は有田市の「cafe55」というカフェを営まれています。
https://www.instagram.com/cafe55arida/
どんな食材が集まった?
今回は事前にどんな食材を持ってきていただくか聞き取り、集まる食材をもとに家本さんにレシピを考えてもらいました。
今回集まった食材はこちら。
みなさんの自宅でよく余るような食材もあれば、なんでこんな食材が?といった食材もありました。
そこで、この食材はなぜ家で余ってしまったのかということを参加者のみなさんにお聞きしました。
・じゃがいも
ご家族はあまりじゃがいもを食べないとのこと。
生協の初回特典の食材の詰め合わせでじゃがいもが入っていたけれども、結局食べることなく、余らせてしまったとおっしゃっていました。
・かきもち
近所の方からかきもちをいただいたので、おかきなどにして食べたとのこと。
しかし、かきもちの食べ方があまり思いつかないこともあり、消費し切れなかったとおっしゃっていました。
・大根
大根を4本いただいたとのことです。
さまざまな料理をしたけれども、大量すぎて余ってしまったとおっしゃっていました。
大根を大量に使いたい時はたくさんの大根おろしにして雪見鍋などにして食べたら美味しいなど参加者同士で料理法の話で盛り上がったのは印象的でした。
・れんこんそば、レンコンパスタ
お土産でもらい、食べたかったそうですが、家族の食べる量に対してそばやパスタの量が少ないため、なかなか食卓に並べる機会に恵まれず余らせてしまったとのことです。
お土産を選ぶのは難しいといったような話にも進展しました。
どんな料理に生まれ変わるのか期待の食材です。
料理の様子
開会の挨拶の後、家本さん主導で料理開始です。
ひよこ豆の水煮は水を切らずにそのまま使うと美味しい、など毎日の料理で使える豆知識をたくさん教えてもらいながら、とても楽しく進行していきます。
最初は大人数で料理の準備をするのに慣れない参加者さん達でしたが、だんだん慣れてみんなの息も合ってきました。
途中、使うはずだった大根を切らしてしまうハプニングもありましたが、切り干し大根を使うことでリカバリー。
家本さんの的確な指示により料理が食卓にどんどん並んでいく様子は圧巻です。
最後使うのを忘れてしまった玉ねぎで作る予定のなかったスープを作るアイデアが出るなど、1人1人が活躍してとても楽しい料理の時間でした。
出来上がった料理
・ひよこ豆のトマト煮
・そばサラダ
・きんぴら
・サバと大根の煮物
・イワシ缶の炊き込みご飯
・切り干し大根のナポリタン
・バーニャカウダソースのパスタ
・イワシ缶のコロッケ
・トッポギ
・大根フライ
・玉ねぎのスープ
まとめといただいた感想
できあがった後はみなさんで美味しくいただきました。
ピーナッツバターを使ったドレッシングなど、普段絶対に思い付かない食材の組み合わせが美味しく仕上がっており、参加者さんは驚きを隠せない様子。
美味しい料理を食べていると話も弾むようで、普段の生活の話や家本さんのお店である「cafe55」のお話などさまざまなお話で盛り上がっていました。
食べ終わった後は手際良く片付けをして解散。
参加者の方に感想をいただいたところ、家ではなかなか使わない食材を活かすアイデアを得られて良かったとの声をいただきました。
さらに、普段はあまり食べない自分以外の人が作る料理を食べられる、みんなで料理を作って団欒の時間を楽しめるという満足感をみなさんが感じていました。
フードロスについて気をつけていること、工夫していることをシェアする時間があれば良かったとの意見もあり、今後回を重ねるごとにアップデートして参加者の学びの場としても継続していきたいと思います。
捨ててしまったらもったいないけれども、持ち寄って組み合わせることによりもったいなくなった食材たち。
美味しく、楽しく食ロスを減らしていくために今後ももったいなくないキッチンを開催予定にしていますので、LINE公式アカウントをお友達登録して情報をお待ちいただけると幸いです。
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
和歌山 食と暮らしプロジェクト
主催:一般財団法人和歌山環境保全公社
運営:NPO法人わかやま環境ネットワーク
NPO法人ホッピング
担当:越中
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