![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83224813/rectangle_large_type_2_6c065830fa6c2dddf012e1273b479eb8.png?width=1200)
おやこ農園見学&収穫体験レポート/まつばら農園さん編
こんにちは!
和歌山食と暮らしプロジェクトです。
このプロジェクトでは、和歌山に住むみなさんと一緒に
「食」を中心としたさまざまな出来事をもとに
「暮らし」を考えるヒントを共有していく…
そんな取り組みをしています。
ときには、和歌山で食や暮らしのさまざまを届けてくださっている方々に、アンケート取材もしています!
地域の方へのメッセージを、こちらでも発信させていただきます😊
今回は7月半ばに紀の川市で柿や柑橘類、野菜を育てているまつばら農園さんに訪問した時のレポートをお届けします!
●まつばら農園さんについて
紀の川の恵まれた環境で、果物と野菜を作っているまつばら農園さん。
柿の国“和歌山”が誇る「紀ノ川柿」をはじめ、柿だけでも6種育てています。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83233157/picture_pc_de6ad083fd092375a3fbb60cd37bca6f.png?width=1200)
「食は人の心を豊かにする」
まつばら農園さんが大事にしている想いです。
果物や野菜を「贈ってくれたあなた」「食べてくれたあなた」「育てたわたし」みんなが笑顔になれるようにと、心を込めて農作物を育てられています。
季節ごとに様々な果物や野菜を育てられていて、夏はとうもろこしやブルーベリーがいただけます。
●農園見学&ブルーベリーの収穫体験
今回の農園見学は5組の親子にご参加いただきました。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83232992/picture_pc_b7efb2a2073b9fdaceb45d0a813a7007.png?width=1200)
まずは農園の紹介と、
摘果、剥皮などについて話を聞かせていただきました。
広い農園では柿や柑橘類を中心に、様々な作物が育てられています。
摘果とは、果実が成り過ぎる場合に、良質なものを残して間引くことをいいます。
間引いた果実はほとんどが土に還りますが、中には染料として利用される品種もあるそうです。
例えば柿渋です。
写真の柿の木は品種が異なりますが、柿渋は昔から殺菌・消臭効果があるとされ、染色だけでなく防腐や防虫剤としても利用されています。
最近では抗菌作用についても注目されており、今後柿の有効活用が和歌山の活性にもつながるかもしれませんね。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83233053/picture_pc_b51842e2a81f1dfc4eaf33e0ba2f1661.png?width=1200)
ちなみに柿の木の(環状)剥皮は大変な作業とのことで、柿の実が落ちないようにする工夫の一つとのことでした。
興味のある方は調べてみてくださいね♪
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83233117/picture_pc_e5c4140baedd89545ff957615900f928.png?width=1200)
農園のおはなしのあとは、ブルーベリー畑で収穫体験をさせていただきました!
こちらのブルーベリーの木は、鉢で栽培されています。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83233185/picture_pc_255d4afc5f6e445e9d3d6380ff4eb71a.png?width=1200)
まつばら農園さんでは、約40種のブルーベリーを無農薬栽培されていて、今回はその場で収穫したものを食べることができました。
ブルーベリーは品種によって色や形、味も違います。
今後は広さを確保して、ハウスでの収穫体験ができるように準備をしていくとのことでした。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83233224/picture_pc_1af5bca0075b7328a20811d38782b99a.png?width=1200)
無農薬栽培は虫との戦い。
虫たちは美味しいものを知っています。
今回出会ったのはイラガの幼虫です。
刺されるととっても痛い蛾の幼虫。和歌山県内でもウメの木などで被害が報告されているメジャーな虫です。
6月から7月は発生期でもありますし、農家さんたちは本当に大変な思いをして作物を育てているということが良くわかりました。
「農薬や殺虫剤を使えばいい」
…そんな簡単な話ではないんですよね。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83233246/picture_pc_760c8b1e2195c3a9c3bd17a646e0b9f3.png?width=1200)
農業は確かに大変なお仕事です。
でも、
虫がいるから農薬使おうとか、
大変そうだから農業やらない
という考えになるのは寂しいと話す松原さん。
もっと農業の魅力を伝えたいと、日々お仕事に取り組まれています。
![](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/83233269/picture_pc_e154fa8d047502f4f7aa82244b219fa7.png?width=1200)
農園見学の最後は芝刈り機にも乗せてもらいました!
子どもたちはテンションUP✨
こんな経験ができるのも、広い農園ならではですね♪
●made in WAKAYAMAを届ける場所づくり
さいごに、まつばら農園さんの今後の目標についても聞いてみました。
直売所やカフェにも果物等を卸しているのですが、
今後はより農作物を身近に感じてもらえるような八百屋さん(とカフェ)の開業をするそうです。
レトロな雰囲気のかわいいクルマを改装中とのことですが、どんなお店になるのかたのしみです!
ちなみに、オンラインショップでも季節ごとの野菜や果物をご自宅から注文することができます。
今回の農園見学では、直接生産者さんの想いを知ることができました。
子どもたちの中には、お店に並んでいる作物しか知らない子もいます。
五感で感じる経験は、将来自分たちが買い物をするようになるときに、活きてくるのではないかなと思いました。
お忙しい中ご対応くださったまつばら農園のみなさま、本当にありがとうございました。
今後の収穫体験もたのしみです✨
和歌山 食と暮らしプロジェクト
主催:一般財団法人和歌山環境保全公社
運営:NPO法人わかやま環境ネットワーク
NPO法人ホッピング
担当:岡部
和歌山食と暮らしプロジェクトの
LINE公式アカウントにて、
イベントの情報なども随時お届けしていきます。
お友だち登録 よろしくお願いします♪
@942lhkup
![](https://assets.st-note.com/img/1658568802902-jQnzok2bl4.png)
いいなと思ったら応援しよう!
![和歌山食と暮らしプロジェクト](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/80203626/profile_32b4cada904a0a1b019d9b319d089e8d.png?width=600&crop=1:1,smart)