6月27日(日)最近の日経新聞から
6月27日。日曜日。
6月は小の月ですので、30日まで。
あと3日で6月も終わり、
いよいよ木曜日から7月に突入です。
7月といえば夏ですが、
去年もそうでしたが、
コロナ災禍のせいで、夏が来ても
ウキウキすることはありません。
ただ毎年だんだんひどくなっている
猛暑だけは勘弁して欲しいですね。
今日も
最近の日経新聞から
特定技能関係と食のニュースを
解説したいと思います。
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●日本の総人口0,7%減
総務省が25日発表した2020年の国勢調査では
日本の人口は5年前に比べ86万8117人減の
1億2622万人となりました。国別でみた人口ランキングで日本は
世界11位となり戦後初めてトップ10から陥落しました。
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日本の人口減少に歯止めがかからない。国連の推計では、
20年の世界人口ランキングではメキシコに抜かれて11位となりました。
戦後間もない1950年には、日本の人口は8411万人で世界5位でした。
国連によると、2050年には17位、2100年には36位にまで後退します。
2020年の世界人口は77億9500万人。増えましたね。
日本は人口減少。働き手は、外国人、高齢者、そして病人。
特に特定技能の外国人が日本で働いてくれないと日本は立ち行かなくなります。
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●フィリピン航空 親会社の売買停止
フィリピン航空を傘下に持つPALホールディングスが
株式の売買停止に追い込まれました。
2020年12月決算で監査法人が「意見不表明」としたためで
コロナによる業績不振で透明感が広がっています。
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業績低迷のPALの先行き不透明感が広がっています。
世界の航空会社の不透明感でもあります。
反して海運は好調。物流は動く。
しかし人流は動かず。
世界中の航空会社が苦境にあります。
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●インドの国内線、5月旅客63%減
インド民間航空総局がまとめた5月の国内航空旅客数は211万5000人でした。
新型コロナの影響で、4月比で63%減少しました。
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同じようなニュースですが、インドの国内航空も苦境。
コロナが始まる2019年と比較してみると、
8割以上の落ち込みとなります。
インドではコロナ対策として20年3月に全国一斉都市封鎖(ロックダウン)が
が導入され、旅客便の運航が停止されていました。
インド株が猛威を振るう中、国内での移動が激減しています。
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●うなぎかば焼き卸値5月33%高い
鰻の需要が上がり相場が高くなっています。
普通、鰻の相場のピークは7月の土用丑の日ですが、
今年はかば焼きの卸価格が春先から既に上がり始めています。
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夏になったら鰻が食べたくなります。
コロナ下でプチ贅沢、ということで鰻は春でも冬でも食べられるようになったようです。
だからかば焼きの需要が高まっている、というニュース。
1年を通して楽しまれる食材となりました。
冷蔵庫に入れておけるストック食材としても認知され始めています。
鰻の卸価格は、稚魚のシラスウナギの水揚げ量に連動しますが、
大豊漁だった昨年に引き続き今年も豊漁。
通常ならば卸値が下がるはずだったんですが、反対に上昇、という結果に。
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●グローバルダイニング、営業自粛せず株価2倍に
「カフェ・ラ・ボエム」「権八」などを展開する
グローバルダイニングの株価が
2019年比で2倍以上に跳ね上がっています。
グローバルダイニングは営業自粛要請に従わず営業を続け
数少ない「遅くまで飲める店」として客が殺到したことが要因と考えられます。
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営業自粛は要請であって、強制力はありません。
営業自粛に従って、閉店、倒産、破産した店は数知れず。
ほとんどの店は、人流が抑制され、お客さんが来ないので
営業自粛を取らざるを得なかった中で、
グローバルダイニングは、知名度の高さとブランド力で
集客を伸ばし、株価は2倍。すごいですね。
グローバルダイニングは悪くない。
フランスなら誰も政府の要請なんかに従わないですね。(笑)
だから法的に規制しないと。お願いベースでは子供の使い。
それで破産させられたらたまったものではないですね。
法的規制は、もちろんセットで
売上を補償してあげないといけないのは
当然だと思います。
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それでは。
今週もはじまりました。
明るく元気に前向きに。