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組織を俯瞰した人事→戦略人事とは?

あまりの人手不足のため、会社の内部でもリクルーティングする募集サイトでも
目先の募集、採用手段に目がいってしまいます。
今はどの媒体に掲載すると、応募人気があるとか・・・
募集文章のキーワードにこれを入れておかないと応募がないとか・・・
採用における面談手順は、どうすると確実に内定に結びつくのか・・・

募集採用の現場から離れて、大きく組織を見直すことからスタートしてみましょう。
それには高い位置から、さらに先を見据えて、以下の2点について俯瞰してみる事が必要です。

◎「未来人材の確保」

確保①:新しい戦力人材像作り
出店や業態開発のため、新たに組織で欲しい経験者はどんな人物像なのか

確保②:システム、プログラムスキル
AIやIT技術開発に対応できる、ソフト人材はどんなスキルを持った人物か

確保③:将来の不足人材の予測
人が欠員となってから慌てないで、離職や卒業、病気退職でどの位の人材欠落が生じるのか

◎「現有体制の見直し」

見直し①:効率化、IT化
現在の店舗規模をコンパクトにする、業態・運営オペレーションをシンプルにする

見直し②:組織体制変更
シフトと人員体制を変えてみる、特にアイドル時間帯、深夜時間帯をチェックする

見直し③:スキルアップのキャリアプラン
現在いる社員を精鋭化するために不足しているスキルは何か、重点となる教育は何か考える

結論:組織を俯瞰して人事を見直していこう・・・人事のヒントが生まれます

つまり人材について、将来から必要となる「未来人材の確保」をイメージ、
次に「現有体制の見直し」を図り組織をリフレッシュする必要があります。
過去の経験の延長線上に未来はありません。

これが人事の本当の強化となる『戦略人事』と言えるでしょう。
これにより、必要な人材像と要員数が明確になります。
少々面倒な作業が必要になりますが、是非時間をかけて取り組んでみてください。

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