アドベントカレンダー2024 (21)
こんにちはほげほげです。「コメンタリーnote」です。
「アドベントカレンダー2024」特別版21日目です。
今日は冬至なので柚子っぽいのが描けました(?)
本日は「クラD賛歌XO」から(?)ジュンペイ(不破 純平)です。
たぶんフルネーム公表は初かもしれない。第1話の免責ページと5ページ目にちょろっと出てきてます。
彼はカトリーヌのプレイヤーで、他にはセシリアを作ったりもしています。また、なぜか女性キャラ専門という変なこだわりがあります。
セナに気があって、TRPGには興味がなかったけど、セナを追っかけてTRPG部に入部します。最初はもっとコワモテで、なんでこんなコがTRPGを?という意外性を持たせたかったのです。
描いているうちにどんどんかわいくなってしまいました(笑)今日はちょっとコワイ目に描いたつもり。
さて、TRPG界隈で定番の派生コンテンツというのは大きく分けて2つあると思います。
(1) リプレイ
『実際のTRPGのプレイ内容の会話を文字起こししたもの』
第1話の冒頭で再現してみるとこんな感じ。
こういう内容の文章とシナリオの資料をあわせて書籍化したものが多くあります。でも『「クラD」で日本語で読めるもの』だと「ミスタラ黙示録」(全5巻)しかありません。
リプレイを【DM・プレイヤー主体】ではなく、【プレイヤーキャラクター(PC)主体】にして物語の体裁で小説化したものがリプレイ小説と言われるものです。『「クラD」で日本語で読めるもの』はないんじゃないかな。海外作品ですが、AD&Dなら「ドラゴンランス戦記」が有名で、国産なら「ロードス島戦記」がそうです。(もともとは「クラD」を使ったリプレイだった)
(2) 世界設定使用作品
『リプレイが実際のプレイ内容に基づくのに対して、世界設定だけを使って新規に創作されたもの』
言ってみれば拙作「クラD賛歌」はこれです。「クラD」の公式世界設定は「ミスタラ」なんですが、これを使用したオリジナル作品といえば、小説なら「竜剣物語 (Penhaligon Trilogy)」(全5巻)と「魔術師の遺産~ミスタラを継ぐものたち~ (FIRST QUEST SON of DAWN)」(上下巻)のふたつが日本語で読める作品です。
コンピュータゲームでも『「クラD」で国産(もしくは日本語化されているもの)』に限定してしまうと、ものすごく少なくて、実質カプコンの「タワーオブドゥーム」と「シャドーオーバーミスタラ」しかないんじゃないかと思います。
余談ですが、日本ではマイナーだと思われるシャドウエルフ。実は小説「魔術師の遺産」とカプコンのゲームそれぞれに出てきていたりします。(カプコンのゲームでは「シャドーエルフ」という表記になっている。ザイード様とかです)
今回のアドベントカレンダーに多く出てきた「クラD賛歌FE」はまさにこのジャンルの漫画になります。
一方で「クラD賛歌XO」と、実はもうひとつある「クラD賛歌トラベローグ(TL)」という構想は、「ゲームプレイそのものの漫画化」でかつ「DMとプレイヤーたちを登場人物に据える」という結構今までにない漫画だ、という自負があったりします。
もしそういう漫画がすでにあったら教えて欲しいです。
読んでいただいてありがとうございました。