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アドベントカレンダー2024 (13)

こんにちはほげほげです。「コメンタリーnote」です。
「アドベントカレンダー2024」特別版13日目です。
13日の金曜日。後半の開始です!

ジム

また「クラD賛歌FE」に戻って、その後期のキャラ、魔法使いマジックユーザー・ジムです。
この風貌でこの名前、同年代の人は元ネタにピンとくるものがあるかもしれません。
このキャラはクラD現役時代の私の持ちキャラだったのです。私は魔法使いマジックユーザーが一番好きな職業クラスです。魔法が好きなので、創作でもいかに魔法を話に絡められるか?を考えるのが好きです。

今回創作用にリメイクするにあたって、彼に追加した設定は「とある事情で声を失っている」というものでした。
「え?声が出せないと呪文が唱えられないんじゃないの?」と思ってもらえたらご明察。彼は「動作」で魔法を発動させるのです。クラDの魔法は「呪文を唱える」のが発動の条件になっているので、音を消してしまう「サイレンス」の呪文は魔法を封じる効果があるのです。それが効かない魔法使いマジックユーザーがいるとしたら?という発想からでした。

「動作で魔法を発動させる」というのはクラDではルールを超えた創作になってしまうんですが、クラDの兄貴分のAD&Dの魔法システムには「コンポーネント(発動に必要な構成要素)」というルールがあります。この中に「ソマティック・コンポーネント(Somatic Component)」というものがあって、これが「動作」に当たるものです。ジムの魔法は「サイレンス」では封じれないのですが、「ホールド(金縛り)」であれば封じることができる、というわけです。

魔法以外を考えたときに、ジムは日常どうやってコミュニケーションをとるのだろう?というものがありました。ここから「手話(Sign Language)」について調べることになったのですが、探してみてもクラDのルールブックや資料には言及がありません。言語に関する資料はあるにはあるんですが、ここには

Horse Clan Sign Language = Plains Indian Sign Language

Analysing the Languages of Mystara - Vaults of Pandius

の一文があるだけでした。
では、現実世界の「手話」をそのまま引用して描けばいいのか?というのもちょっと微妙です。なぜなら「手話」は言語や文化から発生したもので、世界共通の「手話」は存在しないのです。つまり日本の「手話」は日本独自のものなので、ミスタラのある言語や文化に存在する「手話」は全然違うものである可能性があるのです。
またジムの「手話」を理解するには同じ「手話」を習得していなければなりません。他のキャラがそのスキルを持っているか?も考えないといけないんじゃないかと思うのです。ちょっと考えすぎでしょうか?

あ、あと。魔法使いマジックユーザーレベル1呪文には「ヴェントリロキズム(Ventriloquism)=腹話術」という呪文があるので、いざとなればこれを使うかもしれません。
まあ、漫画的に筆談を表現するのが一番現実的そうですね。

読んでいただいてありがとうございました。

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