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202301月記

2023年になり早くも1月が終わろうとしている。この1ヶ月はあっという間だったけれど、振り返れば陰鬱な月だったように思う。
今日に至るまで私は大事にしていたモノを幾つか失った。

まず、愛用のクシを失くした。
机に置いてあったところを愛猫にはじかれてしまい、姿を消したのだ。百均のモノなので直ぐに手に入るけれどクシを買いに外に出ることが億劫なのだ。おかげで最近は寝癖を生やしたまま出勤している。特に誰にも指摘されないので私にクシは必要ないのかもしれない。
新たな発見である。

次に最愛の親友を無くした。
喧嘩別れや死別ではなく、相手の都合により接触する手段が途絶えてしまった。
初めて能動的に好きになれた人だったので疎遠になってしまったことがとても寂しい。
とはいえ、まだ連絡を取る手段は幾つか残されている。そのどれもが邪法でありストーカーと何ら変わらない手段であるため、今はまだ堪えている。
いつの日か私の寂しさが限界を迎えた頃に連絡してみようかな。

最後に友人からの信頼を無くした。
これはとてもくだらない話。
上記の人とは別の友人から過去にストラップを頂いた。私はそれを自宅で保管していたのだけれど、いつまで経っても私が身に付けないものだから
「どうして付けてくれないの?!」と怒らせてしまったのだ。
とりあえずカバンに付けてみたものの、 依然相手からの返信は無い。
人付き合い、面倒〜!! といった感じである。


こうした喪失の連続によって、2023年の1月は虚しい気持ちが胸に常駐していた。

いっそこのまま1月自体無くなってしまえばいいのにな。そして私は2022年の12月へ戻り、最愛の親友にとびきりの愛を告げるのだ。
別れ際に告げることが出来なかった沢山の愛情を。


それでは、この辺で。

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