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20221230

早いもので師走となり、今年ももう終わる。
毎年気づいたら師走になっている。そして毎年5月辺りの記憶が無い。


ところで、私の部屋は物が多い。物が、というより本が。部屋の4分の1くらいは本が陣取っている。ならそこまで多くはないだろうと思われるかもしれないが、同部屋に椅子や机、タンスに布団を置くとなるとそれはもう狭いのだ。
ひとたび部屋の風景を人様に見せれば矢継ぎ早に汚部屋だの散らかっているだのと悪評が飛んでくる。
「私の部屋を悪く言わないでやっておくれよう。」
部屋の主である私は愛部屋(自分が主となる部屋)を庇うが、大抵無視される。
ちなみに誤解なきよう弁明させて頂くと私の部屋は汚くない。本が多いだけである。
では何故こうも本が増えるのか。振り返ってみる。

一.本を買うから
これはもう当然である。買えば買うだけ本が部屋に増える。時代は電子書籍を推しているが、私は紙の本が好きだ。電子書籍はずっと見ていると目が疲れてくるし、頭に内容が残りにくい感じがする。これは完全に私の主観だ。あと発売日が遅い。電子書籍は実物の本よりも発売日が遅いため、続編を待ちわびている私は都度実物の本を購入してしまう。

二.手放さないから
私は本をあまり手放さない。週間雑誌のように短スパンで延々と増え続ける本は一定期間置いた後捨てるものの、基本的に漫画や文庫本を捨てることは無い。売ることも譲渡することも滅多に無い。
唯一、年末の大掃除の際に読み返す本と読み返さない本を選別し、読み返さない本をBOOK・OFFに売りに行く。 この時しか本を手放す機会が無いため、1年を通して出ていく本より入ってくる本の方が多いのだ。

三.本棚があるから
最初は私の部屋に本棚は一つしかなかった。しかし、漫画を収集していくうちに遂に収まりきらなくなってしまったのだ。収まりきらない本を収めるべく新たな本棚を購入する。すると今度はスカスカな本棚が現れる。私は本棚にはお気に入りの本を。それ以外は床に積み始める性質を持っているため、スカスカな本棚を埋めるべく、お気に入りの本を求めて様々な本を読み漁り始める。
結果、本が増える。そして半端に収まらない本を収めるために本棚を買う。私はこれを三度繰り返したため、現在部屋に本棚が四つある。その内の一つは完全にONEPIECEだけで埋まっている。



振り返ってみると手放す機会が少ないのだからそりゃ増えるよな、といった感じである。
このままでは部屋を本に埋め尽くされてしまうのではないかと感じた一昨年の私は、遂に本をクローゼットの中に積み始めた。元々衣服はタンス二段分に収まる程度の量なので困ることはないが、クローゼットに本を置き場を作ったことで許容量が大幅に上がってしまった。今後まだまだ本が増えることが懸念されるが今回の投稿を戒めに、それも控えねばなるまいと強く思う。


また、これだけ本があるアピールをしているのに部屋に太宰治や森鴎外といった文豪らの本が無いのは全てBOOK・OFFに売ったからであることを思い出した。
ONEPIECEは全巻手元に残し、文豪らの本は全て売り飛ばす。
そんな私に対して今度は 読書家の片隅にも置けないといった悪評が飛んできそうだ。
そうなった場合誰が私を庇ってくれるのだろう。


それでは、この辺で。

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