2020.12.10 木曜日
昨日の続き。
昨日最後に行った銀行とは別の支店に行ってきた。つまり4店舗目だ。結局労働契約書と税金ID番号の両方が必要だった。なぜそれぞれの支店で言うことが違うのか謎だ。まぁいっか。
銀行ではたくさんサインして、たくさん質問された。質問の内容は、
何しに中国に来たのか?
お金は日本の家族に送るのか?
いつ日本に帰るのか?
はじめて中国に来たのはいつか?
最後に中国に来たのはいつか?
収入は月にいくらか?など。
質問の意図が分からず、なぜそう言うことを聞くのか尋ねると「形式的な確認です」と言われた。
パスポートは他にあるか?
と意味不明なことも聞かれた。「は?パスポートが2個?そんな人いるんですか?」と言うと、中国ではプライベート用と会社の出張用などパスポートを2個持ってる人もいるそうだ。ファーウェイの女性幹部がカナダで捕まった時にパスポートを7枚持ってて怪しいと思ったが、幹部なら関連会社の役員などもしてるだろうから、それぞれの会社で出張用のパスポートがあるのかもしれない。知らんけど。それから、銀行員と話しているところもビデオに撮られた。これも意味が分からず尋ねたら「形式的な撮影です」だとか。結局口座を2つ作るのに事務手続きだけで2時間近くかかった。途中喉が渇いてきた。まだ手続きには時間がかかると言うから、銀行の隣にあるタピオカ屋でドリンクを2個買って行員さんと飲みながら手続きを進めた。
対応してくれた行員さんは色白で綺麗な手をした若いお兄ちゃん。少し日本語がわかるらしく、ちょくちょく恥ずかしそうに日本語で話してくれてかわいかった。この行員さんも多分日本のアニメが好きなのかもしれない。日本のアニメは中国人の若い子たちに絶大な支持を得ている。日本が少し誇らしく思った。