2020.12.11 金曜日
私の世話係の大学生1年生の男の子はとてもかわいい。私が呼べば学校が終わったら私の部屋まで飛んで来てくれる。トントンとドアをノックする音までかわいく感じる。彼は日本のアニメとJPOPが大好きだ。日本語が覚えたくて私の世話係を買って出たのだろう。
彼は語学の勘所がいい。私が「部屋のWi-Fiがうんこよ」と言うと「うんこ」の意味がわからないようだったから紙に「大便」と書いた。すると笑いながら中国の携帯番号を作りましょうと言って、すぐに携帯ショップに連れて行ってくれた。中国移動という会社で、日本だとdocomo的な会社だ。30G+50分無料通話付きで月々93元(約1,500円)ほどだ。ちなみに私は部屋のWi-Fiが〈繋がらない〉とは言っていない。うんこで通じたのだ。彼の通訳のお陰で珍しくあっという間に契約が完了し、ネット環境がとても良くなった。
しかしその夜、やはりというか…そうは問屋が卸さない。その携帯番号で問題が発生した。
私の携帯番号に106元、日本円で約1,600円ほどの請求がきた。WeChat payで何か買ったことになってるが身に覚えがない。私のWeChatの明細にもそんな金額はどこにもないし、お金が引かれたりはしてない。翌日同僚に相談して調べてもらうと面白いことがわかった。私の携帯番号の前の持ち主がWeChatで買い物して、おそらくWeChat payに残高がないため私の携帯番号に通知がきたのだろうと。WeChat payの相談窓口は私の残高から引かれることは無いので安心して下さいと言うが、前の持ち主の友人が今私が使ってる番号が前の持ち主のままだと思ってかけてくる場合があるってことだ。
何はともあれ、大ごとにならずに軽く経験することは良いことだ。