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2021.4.2 金曜日

私の家の周辺はいつも賑やか。2kmほどか、道の両サイドに小さなご飯屋さんや商店がぎっしりと並んでいる。食べるものやちょっとした生活必需品には困らない。たまに洒落たものが欲しい時は近くのモールに行けばいい。

写真の肉、なんの肉かわからないがいつもぶら下がっている。中国ではダックもよく食べるからダックらしき姿の肉も生々しい形でぶら下がっている。たまに生きているカモがいてその場でさばいてスーパーの袋に入れて持って帰ってる人も見かける。さばいてすぐはとても美味しくて、スーパーの肉とは味が全然違うらしい。そんな光景に慣れていない私は、さばかれているダックの横でまだ生きているダックが身を縮めている姿に心苦しくなる。もっとすごい光景も目にするが、辛く慣習批判になりそうだからとても紹介できない。私がそんな光景を無言で見ていると、お世話係くんが不安そうに私を見る。彼の良いところは私が辛い気持ちの時、私の気持ちが落ち着くまで無言になってくれるところだ。彼はいつもいらんことは言わない。言葉の壁というより彼の性格だ。

中国に来て以来、ほぼ毎日何かしらの肉を口にする。そして命を意識するようになった。でも中国人にはそんな気持ちはないようで、本当によく残す。この慣習なんとかならないものか。「いただきます・ごちそうさまです」は本当に素晴らしい言葉だと最近思うようになった。

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