見出し画像

今を生きたいから。


#この春チャレンジしたいこと

自分が永遠の存在ではないことを知るのは、どんなときですか?

私は大切な人と離れるときにそれを自覚します。
あの頃はまだ一緒にいたのに、年月の流れによって生きる場所は様々に変わっていく。それが無常なようで、刹那に生きているのだと思い知らされます。

だからこそ、今を生きなきゃいけない。

私は中高生の時代、様々な困難を前に心を塞ぎこんでしまった経験があります。「もう前を向けない、立ち上がれない」そう言ってもう一歩も動けなくなってしまいました。
そんな日、私は学校に行きませんでした。
真っ向から逃げました。
「将来のために今、今を頑張らなきゃ」と思いながらも、

「今だって私は生きてるのに、どうして未来の私だけを尊重しなきゃいけないんだろう。今の私が『辛い』なら『辛い』のに。」
そんな感情が頭の中に現れては、次第に大きくおおきくなっていきました。
私の心を守るためにこうした言葉が生まれたことも自覚しています。
だけれどやっぱり、現在を懸命に生きる自分だって大切にされるべきだと思うんです。

だから私はこの春も、この春に生きる私の望む生き方をさせてあげたい。

私の人生を賭けた夢は『私の文章で誰かを感動させること』です。
それに足るだけの実力はまだありません。正直、全然ありません。
だからずっと本を読んで、先人たちの素敵なことばを自分に刻み付けようと思っていました。
それも間違っていないことだと思います。
でも今の私が書きたいと思った表現を、
「今の私じゃ足りない」といって放っておいたら、いつかの私にはもう書けないものになっているかもしれない。

「今書きたいなら、今書きたい」

人間って、動物って、いつか動かなくなる日が来るらしいです。
私はこれまでの人生、毎晩眠っては毎朝目覚めてここまでやってきました。
「明日世界が滅亡するとしたら、何をしたい?」というよく聞かれた質問も、本当は本当にあり得るかもしれない。
明日の私が、今日と同じように過ごせるかなんて誰にも分からない。

だからこそ、今を生きなきゃと思います。

そんな気持ちで私はnoteに足を踏み入れました。
今書きたいものを、今書くために。

この春は、自分の気持ちに正直に生きたいと思います。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?