「生産性爆上げ」ウェビナーに登壇して考えたこと
こんにちは。fondeskの脇村(@shwkmr)です。
先日コーチビズさんにお声がけ頂いて「リモートワークでのチームの生産性を爆上げする」というテーマでウェビナー登壇してきました。
当日のダイジェストと後日考えたことをこのnoteで書いていきます。
全編をご覧になりたい人は、アーカイブ動画がココから見られます。
企業の生産性を上げる2つの考え方
ウェビナーテーマに沿った結論を最初に書きます。
生産性を上げるためには2つの考え方がありそうです。
1. 生産性を落とす原因になる業務を減らす・なくす
2. 生産性の高い業務フローで実行する
やや抽象度が高くて分かりにくいですね、2つの考え方を以降で解説します。
生産性を落とす原因になる業務を減らす・なくす
脇村が話したウェビナー前半(動画の16:00-から)でこの話が出てきます。僕たちの身近にあった生産性の低い業務の代表例は「訪問商談」でした。
Zoomやベルフェイスを使ったオンライン商談にシフトしても、あまり問題なく営業提案ができることがわかってきました。
受注率低下などの悪影響は一定ありつつ、前後1時間の移動時間をとる訪問商談よりも生産性は高くなりそうですよね。
こうした考え方に沿って、生産性が低い業務を減らす・なくすことをウェビナーでオススメしました。
もう一つ、当日はサービスの支払い方法の話をしました。
僕の運営するfondeskは、請求書払いを捨ててクレジットカード払いのみを受け入れていますが、実はお客様からはあまり文句を言われません。
きっと請求書払いを断固希望するお客様は気づかず失っているんですが、より多い「クレジットカードでもOKだよ」というお客様に集中して事業運営ができて、結果的に事業成長を早められている手応えがあります。
常識にとらわれない思い切った断捨離ができれば、チームはもっと高いパフォーマンスを出せるはずです。
生産性の高い業務フローで実行する
バイザー・畠山さんが話したウェビナー後半(動画の31:15-から)でこの話が出てきます。
例えば、労務担当者の入社手続き業務。
整理されたフローに沿って進めるのと、人に聞いたり調べたりしながら進めるのとでは、品質・スピードに大きな差が出ます。前者が圧倒的に生産性が高く、誰でも整理されたフローを知って仕事をしたいと考えますよね。
畠山さんは「可視化→改善→型化→再利用」の4ステップで、生産性の高い業務フローをつくることができると言います。
前出の入社手続きの例にすると、以下のようになります。
1. Aさんの入社手続きのフローを書き出して可視化する
2. 順序の入れ替え、手順の短縮などによって改善
3. 洗練されたフローを型として保存
4. Bさんの入社手続きを型化したフローで実行
この4ステップは、言い換えるとひとりの暗黙知をチームの形式知にすることです。
形式知になるから再現ができて、他の人が代われる、やれる人を増やせる。
部下に業務を任せる時、異動で後任に引き継ぎをするとき、様々なシーンで形式知化したことが活きてきます。
リモートワーク実践の観点でも、優れたフローマニュアルがあればOJT教育や引き継ぎの難易度はぐっと下がるはずです。
形式知化には当然時間を要しますが、良い業務フローをチーム全員が実践できるようになっていきたいですね。
まとめ
長々と書きましたが当たり前なことばかりですよね。
noteとしては少々つまらないものになってしまった気もするのですが、結局Salesforceを入れてもfreeeを入れても、生産性が上げられるかどうかはマインド・実行にかかっています。
正しい考えに沿って(何かをやめる、ことも含めた)決定・実行ができるか否か。良いチームほどそういうところに行き着くのだと思っています。凡事徹底です。
そして最後に、電話に出る・取り次ぐという当たり前を疑って僕たちがつくったfondeskは、皆さんの生産性爆上げに必ず貢献できると思いますので、ぜひ使ってみてくださいね。