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仕事に集中できる環境づくりをビジネス電話サービスで|Dialpad×fondesk導入事例

こんにちは、電話代行サービス「fondesk」運営チームです。

今回は「fondesk」とクラウド型ビジネス電話サービス「Dialpad」を導入することで現在のリモート体制へスムーズに移行されたクリエイティブサーベイ株式会社様に活用インタビューをおこないました!

リモートワークやオフィス移転、フリーアドレスの導入など、オフィスの在り方を見直している企業様は必見です!ぜひご覧ください。

▼クリエイティブサーベイ株式会社
法人向けWebアンケート作成システム「CREATIVE SURVEY」を運営する、2014年設立のSaaS企業。

▼取材相手
クリエイティブサーベイ株式会社 菊地孝行さん

コロナ禍でフルリモートに切り替え

fondesk脇村:クリエイティブサーベイさんはコロナ禍でフルリモートに切り替えていらっしゃいますよね。どのような取り組みをおこなっているのか、ぜひご紹介いただけますか?

クリエイティブサーベイ菊地:現在はいわゆるフルリモートですが、月1回の全社ミーティングでは顔を合わせようと、拠点として借りているシェアオフィスに集まっています。

それにプラスして現在は採用を強化しているため、オンボーディングという形で最初だけ「一緒にオフラインで働こうか」と顔を合わせる機会を設けています。

もともとデジタル化への気持ちが強く、採用を強化したことで部署も増えたので、部署単位の電話番号に加えプレスリリース用、DM用など、柔軟に電話番号を手に入れて成果計測に活用したいと考えていました。

2019年10月にfondesk、2ヶ月後の2019年12月にはDialpadを導入。コロナ前はオフィスに出社していましたが、感染拡大のタイミングで電話関係の問題は何事もなくリモートに切り替えられたので、2サービスの導入タイミングが良かったなと思います。

▼fondesk
導入企業3,000社超の電話代行サービス。オフィスにかかってくる電話の一次取次を専任オペレーターが代行し、チャットツールで用件をお知らせする。申し込みから導入まですべてオンラインで完結。

▼Dialpad
全世界で導入されているクラウド型ビジネスフォンシステム。インターネットにつながっていれば、会社やコールセンターにかかってくる電話をさまざまなデバイスで受けとることができる。国内1,500社、70,000を超えるユーザーにサービスを提供中。

エンジニアが仕事に集中できる環境づくり

脇村:それぞれのサービスはどのように使い分けているのでしょうか?

菊地:まず代表宛ての電話はそのままfondeskのオペレーターにつながり、Slackに通知してもらっています。それ以外のチーム宛てや個人宛て、及び固有番号を割り当てたホームページやプレスリリースやDMなどはDialpadの固有の番号で該当のチームや個人が受電といった分け方です。

業務フロー

脇村:代表電話はfondesk、それ以外はDialpadという分け方ですね。fondesk導入前の代表電話は管理部門の方が主に出られてたんですか?

菊地:当時は社員が5人だったので、気づいた人が取ってました。そうすると、誰か一人が対応しなければいけないので、みんなで一緒に休憩に行くことも、全社ミーティングもできないんですよね。

うちはSaaSメーカーでプロダクトが命。エンジニアに気持ちよく仕事してもらえる環境が重要だと思っていたので、社内に電話の呼び出し音は流したくなかったし、全部Slackでやり取りしてほしいと思っていました。

脇村:エンジニアの人はめちゃくちゃ喜びますよね。働く環境を大事にしたいのはもともと会社の共通理念だったんですか。

菊地:会社も当然そういう考えでやっていましたし、私個人ももともとプロダクトが強いソフトウェアメーカーでエンジニアと一緒に働いていた人間だったのでそういう想いは人一倍強い方だと思います。エンジニアには「電話が全然鳴らない環境っていいですよね」と言われました。

成長フェーズの企業に必要不可欠なサービス

脇村:わりとスムーズにfondeskとDialpadを導入されたイメージですが、社内で反対の声はあがりませんでしたか?

菊地:電話を置くか置かないかはいろいろな議論がありました。我々のお客さまの中には、エンタープライズや官公庁もいらっしゃるので、ホームページに掲載した電話番号に問い合わせがくる可能性があるんです。だったら、Dialpadで取得した固有の番号を置かせてもらって、営業で電話を受けようということで、営業だけのスマホが鳴る設定をしました。

脇村:製品やお客さまのことを考えると、あった方が便利で電話を受けられるようにすべきだろうと決まった背景があるんですね。

菊地:過去にホームページに掲載した電話番号からの問い合わせで受注に繋がったお客さまもいるため、完全に電話番号の掲載をなくすことは難しいと当時は考えました。その後、一定期間が経過した時点で、Dialpadはどういう電話がいつ何件来たかすべてデータログが残るので、それを検証したところ、ほとんどの電話は不要な営業だったと分かり、その結果をもって最終的にホームページへの電話番号掲載は無くしてもよいだろうと判断できました。

ついでに言うと、今まで誰が多く電話に出てくれていたのかもわかってよかったです。よく出てくれていた人には「ごめんな」という気持ちになりました(笑)。

脇村:fondeskとDialpadの相乗効果になってるところがあれば具体的に教えてください。

菊地:すでに2つのサービスが会社にとって当たり前の存在になっているので、改めて聞かれると難しいですね……。総括すると、電話のことを考えなくて済むようになったのは非常に大きかったと思います。

脇村:そう言っていただけると、うれしいです!Dialpadさんについてはそのほかにもメリットに感じている点はありますか。

菊地:とにかく、これだけで電話番号を気軽に取り回せる時代になってよかったなと思います。Dialpadで部署ごとやマーケティング、イベント用など自由に電話番号を作れますし、かつデジタルでログが残る形で使えるので後から分析もできますよね。今まで物理回線でやってたものがデジタルになったのは、「Webができた」ぐらいの衝撃だと思います。

これから社員が増えていったり、部門がどんどん変わったりしていく成長フェーズの企業には必要不可欠のサービスと言っていいでしょう。あとはSalesforceと連携してるっていうのも、電話回線が物理回線だったらできなかったことだと思いますよ。

近い将来、オフラインは遊ぶための場所になる

脇村:コロナの影響でフルリモートになった背景がありつつも、これまで採用できなかったエリアの人が応募してくるなどポジティブな変化とかもきっとあったんじゃないですか。

菊地:わざわざフルリモートを押し出したことはないですが、やはり求職者の方はそれが大前提になりつつありますね。近い将来は日本じゃなくてもいいんじゃないのかという話も社内では出ているので、働き方の自由度は高い会社だと思います。

脇村:現在は月1回の全社ミーティングでの顔合わせを大切にされていますが、そこもまた形が変わっていくのかもしれないですね。

菊地:まだ社員が十数名のフェーズなので、チーム感を大事にしたいと思いつつ、別に考え方次第かなと。逆に私が社員のいる日本全国に会いに行ってもいいわけですしね。

極端に言うと、仕事のためにオフィスに集まることはもう必要なくなってるので、新人も含めてみんなで仲良く遊べる場所が欲しいだけなんですよ。
仕事はオンラインで効率的にやって、オフラインのミーティングとか非効率だしどうでもいいから、皆でご飯食べに行こうよ!とメリハリをつけるのがいいなと思ってます。

脇村:なるほど、オンラインとオフラインの使い分けがそこにつながってくるんですね。

菊地さんのお話を聞いて、サービスを通じて働きやすい職場作りと採用のお手伝いができるよう頑張りたいと改めて思いました。本日はありがとうございました!

さいごに

「出社 or リモート」という議論は企業のカルチャーや仕事内容、働く人の価値観によって大きく判断が分かれるものだと思います。しかし「働く場所にとらわれないこと」は、選ばれる会社の条件の一つであり続けるでしょう。

fondesk・Dialpadは、リモートワーク導入を前提としたオフィス設計をおこなうときこそお役に立てるサービスです。このタイミングで、電話対応の環境・業務フローを一度見直してみませんか?

ぜひ気軽にお問い合わせください!

▼クラウド型ビジネスフォンシステム「Dialpad」

▼電話代行サービス「fondesk」

文章:小澤志穂