fondationという構え
近代建築の父であるフランスのル・コルビュジェには有名すぎる名言がある。
「革命か。建築か。」
つまり民衆が建築を選択する事で、革命は回避出来るという事だ。
人々が建築という高額なものに価値を見出し、購入する。
その為に住宅ローンを組み、人生の大半をその借金の返済に費やすことになる。
人々は安定した収入を得なければならず、資本主義の労働者として、反抗する事なく働き続ける──。
コルビュジェのいうとおり、
建築は、資本主義の礎となっていった。
──聞こえはすこぶる悪いが