PC苦手な上司。デジタルに疎い会社は存在する。
どうも、みつばです。
小規模飲食店の事務をやっています。
私の体験が何かのヒントになれば幸いです。身バレ防止の為、偽名やフェイクを入れています。
事務所に来て数日、先輩パート事務員2人と社長もパソコンが苦手だった。
勤務中、ことある事に誰でもできそうな雑用を私に聞いてくる。
・メールで届いた請求書の印刷
・メールの返信(代筆)
・データのダウンロード
・WEBブラウザの操作(ブックマークのやり方や、タブの追加など)
・Excelの基本操作(保存のやり方も知らないようだった)
・パソコンの基本操作(ファイルの名称変更も分からないらしい)
社長に呼ばれる度に、私は自分の作業を止められ、パソコンの操作を教えた。
まるでパソコン教室のインストラクターだ。
面接の時『パソコンが扱えるかどうか』の重要性が解った。
この事務所には、パソコンの扱いに慣れている人間が1人もいない。唯一、退職した猫田さんだけが、パソコンを扱える人間だったのだ。
本来、入社したての新人が上司に仕事を教わるものが、新人の私が先輩や社長に仕事を教えているという、奇妙な光景が生まれた。
こんなに、デジタルに疎い会社が存在していたのか。よくぞいままで経営できたな、と。
本社窓口のメールはフリーメール
本社窓口になるメールはフリーメールを利用していた。
ビジネスにおいて、メールはもはや必須。セキュリティの観点から、どこの会社でもドメインを持っているはず。
しかし、この会社では何故かフリーメールを利用し、業者とのメールは一括してフリーメールで送受信していた。
セキュリティがザル
もうここまで来ると驚かない。
この会社ではアカウントのほぼ全てが、パスワードを統一していた。
とくに社長は、パスワードとIDをど忘れすることが多い。だからパスワードは全て同じ。デスクにもしっかりメモを貼っている。
私が悪人だったら間違いなく、インターネットバンキングに入り込むのを企てただろう。
私がまともなただの主婦で良かったと感謝してほしい。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?