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こんな本はいかが㉕ シャーロック・ホームズの履歴書 河村幹夫

某 体は子供、頭脳は大人な少年探偵ではないですが、ホームズ譚大好きです。
イギリスの当時の文化や作品背景をもっと知りたいな〜と思った時にぴったりな一冊。(ホームズ研究はもっと詳細かつ難解、分厚い研究書も山ほどあるんですが、自分にはこれくらいでちょうどいい)

シャーロキアン(ホームズ愛好者/研究者)の集い シャーロック・ホームズ協会のことやホームズの経歴、ヴィクトリア時代の文化/食事/階級制度などについて、ホームズのライバル的ポジション(本人は何とも思ってないようですが💦)である警察組織・スコットランドヤードの仕組み、各事件のあらまし/時系列やそこに現れた女性たちについて などなど。

これを読んだあと本編を再読することで、また新しい気付きがあるんじゃないのかな〜と思いました。


おまけ

ホームズからの手紙

本書に掲載されている、ホームズのアパート・ロンドン市ベイカー街221Bに手紙を出すとホームズから返信される という手紙。
「今は養蜂業に営んでおり探偵業は引退しておりますが、お話を面白く聞かせていただきました云々」と書かれているそう。
日本でも昔あったヒーローからの電話みたいですね。(←ググってみたら今はそれ専門のアプリがあるみたい。未来だなぁ)
この本は平成元年に書かれたのですが、未だにやってるのかしらこれ。

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