【書いてみた】短編|GIRLS Frenzy!~From ザ・ヴィランズ・ハロウィーン “Into the Frenzy”~

「きゃあー!ガストーン!」
「ガストン今日も素敵!」
「ガストン最高!何もかも完璧なガストン!」

「あっ!あそこ!ベルのかっこしてる!」
「なんですって!?」
「あっちには私たちと同じドレス着てる子達がいる!」
「あー!あっちにはドレスアップしたベル!」
「ちょっと私、言ってくる!」
「何しに来たのよ!ガストンはわ・た・し・の!ガストンなんだからね!」
「ちょっとあなた!ガストンに色目使う気?ぜぇったい渡さないんだから!」
「ねーぇ?私ガストンと結婚出来るかしら?出来るわよねぇ!?」

「ところでコレ、何のお祭り?」
「決まってるじゃない!ガストンの魅力あふれるお祭りよ!」
「だからこんなにたくさんの人が来てるんじゃない!」
「ライバル多いって事⋯?」
「⋯そうだとしても!まずは私たちが、ガストンに変な虫がつかない様に見はらなきゃ!」
「ガストンから溢れる魅力は私たちにも誰にも止められないもの!」
「ガストンを守れるのは私たちだけよ!」

【さぁ、ここからがホントのハロウィンパーティーの始まりだ!】

「パーティーなら踊らなくちゃね!」
「ガストンが夢中になるのは当然私よ!」
「私よ!」
「もっとガストンに見てもらわなきゃ!」
「もっと激しく、もっと情熱的に!」
「もっと可愛らしく、もっと美しく!」
「ガストン私を見て!」
「私を!」
「私だけを!」

【⋯お前たちのエネルギーは頂いた!あっはははは!】

「えっ⋯?何でみんな元気ないのかしら?」
「今まで一緒に踊ってたこの人も、どうして笑ってないの!?」
「ガストン!ガストンは大丈夫!?」
「ガストンこっち向いて!」

【まぁそう騒ぐな⋯】

「ねぇ⋯あの人、両手を上に挙げてない?」
「あの人も!」
「とにかく、今はみんなでガストンを守りましょ!」

「「「「⋯えいっ!」」」」

⋯あれ?何か、あった?

「「「「????」」」」

ハロウィン、たーのしーい!

「「「「キャー!ガストーン!」」」」

HAPPY Halloweeeeeen!HAHAHA⋯

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