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お悩み解決‼️美術系出版社から、作品掲載しないかの誘い。費用がかかるし。どうしよう。

美術業界の悪徳ビジネス代表格"有料雑誌掲載営業"。

情報や相談相手が少ない地方作家さんの為のお悩み解決になれば。

結論から言うと、体感、断って大丈夫です。

残念ながら、お金の話が1円でも出た時点で貴方は、営業されています。

周りの作家さんよりも少しでも目立ちたい、偉い美術の批評家の先生が寸評を書いてくれるから、、本来1記事30万の所、貴方の作品が優ぐれているから半額でいいなど、断って、業界に嫌われないかなど、色々と心揺れる事を言ってくるかもしれませんが、

スタンダードな雑誌の場合、記事にする場合は、ギャランティーが発生するのが通例です。一般雑誌であれば掲載料5-8万、アート雑誌も少なくとも1-3万は、掲示されるのが多いと思います。誌面や特別インタビューなら、さらに上がるのが一般的な、気がします。

貴方は、本来貰う立場なのです。

営業電話やメールがくる時点でその雑誌は、雑誌を売る事では生計が立てられていない、どちらかといえば、記事広告で補填しないといけない媒体となります。

お金を渡せば書いてくれるメディアには、ファンはつきづらいです。読者や掲載させてくれた作家さんを大事にしていないともいえます。

断り方のアドバイスですが、無愛想で失礼な感じで大丈夫です。
電話の途中で切っても大丈夫です。
無視しても大丈夫です。
嫌味を言われても、他の先生も載ってますよ言われても。安くすると言われても。

僕は、まだ10代の時に、とある公募展に出したの境にそのような営業電話が複数掛かってきました。

その頃は、周りに似たような悩みを持つ人も、インターネットもまだ普及しておらず、田舎者で世間知らずの僕は一人で悩んでいました。

そんな時、美術予備校の先生に思い切って相談してみたら、笑いながら「ああ、断りなさい。嫌われても本当の美術業界とはなんの関係もないから、、」とおっしゃっていて、その時は、断れました。

ですが、実際のところ大学に入ってから、一度別のところに払ってしまった事がありました。

15万の所を8万でいいよと言われて。

実はその後も別の所や、媒体にチマチマと少額ではあるものの、出してしまっていました。

こんな記事を偉そうに書きながら、自分が一番、断る勇気のない、世間知らず画家だったんです。

その度に、自分を傷つけてきました。

いい勉強したともいえますが、最初からこんな経験なくていいのです。

不安で弱っている所にそういう営業は、スッとつけ入ってきます。

引き受ける勇気も大事なスキルですが、
それよりも大事なのは断る事もとてもとても大事な、スキルです。

自分を安売りする事なく、自分の作品を大事にしましょう。

ちゃんと自分と自分の作品を尊重してくれる人に時間は使いましょう。

自分を守れるのは、自分しかいないのですから

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