FAR、あるいはブラボのガスコイン神父的な第一関門

ブラッドボーンのガスコイン神父的なアレだと思う

勉強期間:3か月、360時間~もう少し?
勉強方法:倍速で講義を視聴してテキスト1周後、問題集を5周とか回す
特記事項:Evoになる前。

死にゲーで有名なブラッドボーンと言うゲームに、ガスコイン神父と言う敵がいる。超序盤のボスキャラなんだけど、なんと全プレイヤーの半数くらいがこいつを倒せないと言う。即ちおよそ半数がこいつのせいでゲームを辞める。

FAR、大体そんな感じ。
何でこんな講座と試験に申し込んだのか。

A校のテキストと問題集が何冊あったかもはや思い出せないし思い出したくもないんだけど、開いた当初その果てしなさにまず心が折れかけた記憶がある。実は教材が届いてから英文会計入門だけを終わらせて1年手つかずで放置してたんだけど主にというか100%こいつの所為。あわや不戦敗。
序盤は遅々として進まないテキストと問題集に終わりが見えない絶望感、中盤では問題集を繰り返しても繰り返しても流砂の様に指の間から漏れ消えてゆく自分の記憶力への絶望感に襲われて「なんでこんな講座に申し込んだんだろう」と言う激しい後悔が最大の敵。ちなみに一番後悔したのがこの時で次がAUDの途中。何故こんなもの申し込んだのか。

ちなみに終盤、問題集が5回を超えてくると「もう沢山だ!早く楽になりたい!これ以上やることも出来ることもない何もない、早く受験をさせてくれ!!(でも前倒す勇気も空席もない)」みたいな自棄気味な闘志が湧いて来たけどたぶんハイになってた。怖い。

勉強法(と言って良いのか)

勉強方法:倍速で講義を視聴してテキスト1周後、問題集を5周とか回す
勉強法って言うかゴリラ戦法。
ことFARにかけてはこれで正解だった気がする。
何と言っても範囲が広い。それなので逆にやってはいけない方法としては、「各トピックを完璧に仕上げてから次のトピックへ」みたいな几帳面な感じの進め方。賭けても良いけど一冊終わる頃には前の一冊を忘れてる筈なので、実際これで問題集の周回を1、2回無駄にした気がしてならない。
極端な話、1回目でSARsの処理がどうしても解けないとしたら「本番にこいつは出ない」と勝手に決めてかかって次に進んだ方が良い。その後4回周回すれば最後の方ではなんか解るし本番も解ける。たぶん。

勉強中は胸を張って「人生で一度も使う気がしねぇ」と言いたくなってしまう公会計が実は意外と得点源で、MCで出て来ると悩む余地なく正解を選べる為、本番では出て来る度に嬉しくなった。愛してる。
もしも万が一今現在公会計はクソだ!と思ってる受験生がこれを読んだら公会計をこそ愛してあげて欲しい。しかも選択科目でBARを選べば中身が一切変わらないまま感動の再会を果たせてしまう。問題集のMCとか使いまわしじゃない? また会えたね、と言う気分。

ところでA校の試験直前対策がすごく的確で、「これ進〇ゼミで出たところだ!!」をまさか大人になってからやる日が来るとは思わなかった。
アビタスさんありがとうございます。

どうでもいい余談

これはFARに限らずだけど、講義で全く取り上げなくて問題集でも取り上げてなくてテキストの特にハイライトもしていない地味~~~な端の方の補足の欄とかに地味~~~な登場をしてたトピックが本試験で何度か出て来てた。
何?それ好きなん?マイブーム?みたいな感じのあれがダミー問題だったんだろうか。受験生たちの反応をみて2025SSではこれをトレンドにしてやるぜ的なそう言うアレだったんだろうか。
真相は闇の中。


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