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タイプ1

こちらの記事はTモデルを使ってタイプを分析しています。
Tモデルの実運用例ですので、全文無料で読むことができます。

図1.タイプ1の生まれた形

タイプ1の生れ落ちた形は図 1のような形。元から存在センターに近い形で生まれた本質です。最も近いところから埋めていくので初めは図 2のようになります。

図2.タイプ1の第一成長

余力があった場合図 20のような形になります。メインが存在センターで2番目に使えるセンターが情動センターのパターンですね。

図3.タイプ1の第二成長

餌の消化が最も得意で少し情動も消化できます。印象を消化するのは苦手です。存在だけではなく情動の力も少し使えるので野性という直観的力が使えます。生存繁殖の力にデーモンプログラムの力が加わるので非常にシステマティック。存在をベースに情動の処理機構という面使い虚構を排除し自身のみの完璧を目指します。存在センターのみのタイプ9と比べバランスが取れているので習性のみに溺れにくいです。

情動センターを獲得したので空気を消化できます。よって感情の攻撃に強いばかりか自ら感情を発揮することもでます。しかし感情を消化できる分取り入れてしまうので、感情が存在を侵略してきてしまいます。存在センターベースの宿命として内から湧いてくる情動を処理するのが苦手です。タイプ8に比べると空気という食物に対して警戒心が薄いのでより自分の感情を取り入れてしまいそれが自らを苦しめます。よって内界に対して強いテリトリー意識があります。理解できるが故に脅威なのです。自らの情動が敵なのかもしれないと思うこともあります。それは傍から見ると一見理性的にすら映るかもしれません。この様な反応になってしまうのは思考センターが使えないからです。タイプ9に比べて虚構に対しての注意力は強いですが、一度受け入れてしまった虚構を消化しきるまでかなりの時間を要します。タイプ8のように手軽に変成出来ないので虚構を内在化するのが苦手です。よって受け入れてしまった虚構(それはルールだったり経典だったり)を自分のものに出来ていないまま実施してしまいます。どの存在センターより強い超自我を作ってしまうのです。タイプ9と比べると流入する虚構の数が少ないので混乱はしないが、内在化出来ていない虚構を保有し続けるタイプ1は受け入れつつも窮屈さを感じます。その中でも存在とは繋がりが強いので適応していきますが、存在センター自体が苦手な内から湧いて出る情動が受け入れた虚構と相反してしまいます。虚構を自分に沿って変成出来ないのでタイプ1は虚構が設定した自らの悪い情動を敵と見なし戦います。これが、タイプ1が内面のテリトリーで戦い続けている理由です。タイプ9とタイプ8に比べ他者に自身に対してに攻撃的です。

強い信仰心=感情さえあれば身体や思考はコントロール出来るものと勘違いしやすい面があります。しかし最もコントロールできないのが思考センターなのです。印象をバランスよく摂取する能力に欠いています。存在と情動という自己と強い繋がりがある要素を獲得しているので、その2つに頼りがちで虚構を軽視しています。消化が苦手なのに雑に扱ってしまうので取り入れた虚構が病理として状態が悪い時に出てきます。虚構がまるで処理機構のような顔をして存在センターが苦手な内から湧いてくる情動を攻撃しはじめます。

生物の基本としての存在と情動(野性)が揃っているので他タイプと比べ安定感があり、少々のことでは参りません。

存在の中和に情動の肯定が加わっていているので、世界を受け入れて肯定します。世界の否定に対して気づきにくく、現状を改変したいという願望は薄い。

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