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ゆっくり夢日記 「二重の夢」2020年2月6日

朗読動画

https://www.youtube.com/watch?v=fU6eVEEq_RE

記録

2月6日
二重の夢を何度も何度も繰り返している。1つは女子高校生になって不思議なゲームをしたりする夢。2つ目はおばあちゃんになって色んな人の行く末を見てしまいがっかりしなくてはいけない夢。2つの夢で何度も何度も一年を繰り返す。女子高生の夢。この家は母親がネグレクトをして赤ん坊を真冬の真っ暗な玄関に放置している。家族は多かったが人数は覚えていない。クチバシのないエミューをペットとして飼っている。ある朝、早起きすると家族がもう出かけるようだ。エミューが嬉しそうにいってらっしゃいしている。よく見るとエミューに嘴がある。びっくりして父にどうして!?と訊ねると「エミューは早朝だけ嘴があるんだよ、見たことなかった?」と言い、エミューは恥ずかしそうにする。エミューの嘴は蝙蝠のように捻れている。女子高生の夢。ここはアイロンの間だ。いくつか間仕切りがありその1つずつに人が座ってワイシャツの中に大量のビー玉を転がしながら、ドライヤーで乾かしている。女子高生の夢。父親がいつもいる部屋には大きく四角い枯山水のような盆栽があり左上に青や紫の水晶が生えている。ここに水をかけると煙がモワモワあがり仕舞いには世界は真っ青に水没してしまう。女子高生の夢、一人不良で人とあまり馴染まない男の子が何故か自転車を盗む。理由は絶対に言わない。でも盗ったのは自分だという。何度も人生を繰り返していると彼は一匹の子犬のために自転車を盗んだのだとわかる。

補足、家族は出かける時全身に霜が降りているほど凍っていて母親以外は喋らない。父親と書いていた人は父親と同じ年齢なだけで実の父ではない。(家族と共にスーツで出かけていったのが本物の父親)何度も何度も二重の夢を見た後、「書き留めないと」と思っているが、毎回それも夢の中で何も書き留められていない。夢の中で夢を思い出し忘れないようにしている

詩「二重の夢」

2月6日
二つのレイヤーを重ねたように夢が二重になる。
全く違う夢を同時に見て、全く違う人生を同時に体験する。
一つは女子高生になって不思議な体験をする夢。
もう一つは老婆になって色んな人の行く末を見てしまい失望していく夢だ。
二つの夢で同じだが違った一年を何度も何度も過ごす。

女子高生の夢。
家族の話。
私の母はネグレクトしている。
真冬の真っ暗な玄関に赤ん坊を放置している。
家は大家族だが誰も赤ん坊に気を留めない。
ペットのエミューは嘴がない。
ある朝、早起きすると家族はもう出かける準備をしている。
全身に霜が降りて凍っている。母意外は誰も一言もしゃべらない。
エミューが嬉しそうに「いってらっしゃい」をしている。
よく見るとエミューに嘴がある。
蝙蝠の様にねじれた嘴が今まで空洞だった場所についている。
ビックリして父に「どうして!?」と尋ねると
「エミューは早朝だけ嘴があるんだよ、見たことなかった?」と言った。
エミューは恥ずかしそうにする。
その時気づいた。
この人は父ではない。父は今スーツを着て家族で出かけたではないか。
このおじさんは誰?

アイロンの間の話。
ここはアイロンの間だ。
いくつも間仕切りがありそこに一人ずつ座って生徒はワイシャツを乾かす。
乾かす時は勿論ビー玉をワイシャツの間に大量に挟んでドライヤーで乾かす。

父の枯山水の話。
父親がいつもいる部屋には大きく四角い枯山水のような盆栽があり左上に青や紫の水晶が生えている。ここに水をかけると煙がモワモワあがり仕舞いには世界は真っ青に水没してしまう。

不良少年の話。
クラスメイトに不良で人とあまり馴染まない男の子が何故か自転車を盗む。理由は絶対に言わない。
でも盗ったのは自分だという。何度も人生を繰り返していると彼は一匹の子犬のために自転車を盗んだのだとわかる。

何度も何度も二重の夢を見た後、「書き留めないと」と思っているが、毎回それも夢の中で何も書き留められていない。夢の中で夢を思い出し忘れないようにしている。


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