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ゆっくり夢日記 「ギロちゃん」「薄い肉」「達磨治療」2016年 #5

朗読動画

記録

5月2日
ここは被災地だ。沢山の犬たちが飼い主をブルーシートの上で待っている。その中にギロちゃんという目の飛び出した死にかけの汚い犬がいる。ギロちゃんはテレビにも出る人気者だ。ヨボヨボのギロちゃんが私を見つけて遊びに来てくれる。ギロちゃんは歩くのも精一杯なのに尻尾を振ってくれる

詩「ギロちゃん」

5月2日
ここは被災地だ。
沢山の犬たちが飼い主をブルーシートの上で待っている。
その中に目の飛び出した死にかけの汚い犬がいる。
ギロちゃんだ。
ギロちゃんはテレビにも出る人気者だ。
ヨボヨボのギロちゃんが私を見つけて遊びに来てくれる。
ギロちゃんは歩くのも精一杯なのに尻尾を振ってくれる。 

記録

 5月8日

天井に貼り付けられた薄い肉を眺める。一面スライスされた肉が覆い、波打ちヒダができて面白い。

詩「薄い肉」

5月8日
天井に貼り付けられた薄い肉を眺める。
肉はしゃぶしゃぶに使うような極々薄い肉で、それが天井一面を覆っている。
窓から風が入ると肉が波打ち、襞が出来て面白い。

記録

5月23日
眼帯をした女が首のない達磨女を持っている。彼女は白骨と化した脚を達磨女の性器に突っ込む。達磨女がビクビクと蠢めく。脚を引き抜くと眼帯の女の足は綺麗な肉が付いている。これは新しい義肢の技術である。慣れた手つきで眼帯女が左足も達磨女に突っ込む。

詩「達磨治療」

5月23日
眼帯をした女が首のない達磨女を持っている。
彼女は自らの白骨化した脚を達磨女の性器に突っ込んだ。
達磨女がビクビクと痙攣する。
脚を引き抜くと、骨しかなかった足に綺麗な肉が付いていた。
これは新しい義肢の技術である。
慣れた手つきで眼帯の女が左足も達磨女に突っ込んだ。

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