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世界の危機ではなく、私たちの生き方の危機。映画『ムヒカ 世界でいちばん貧しい大統領から日本人へ』から学んだこと


今回は、どーしても紹介したい映画があって書いています。
「映画」というより「人」ですね。ムヒカさん。

元ウルグアイ大統領ですが、私の中では親しみを込めて「ムヒカさん」と呼ぶのがしっくりきます。

私が最も影響をうけた人の一人です。その映画の予告編がコチラ


「変えるべきものは世界じゃない、私たち人間の考え方のほうだ」

これが、私がこの映画から受け取ったメッセージ。


世の中を変えたいと願うのであれば、まずは私たち一人一人の考え方を変えていくのが先。

「幸せは人によって違うんだ」ということに、大人になって初めて気が付いた。よく考えれば当たり前のことだけど、すごく大切な気付き。

一般的に幸せと呼ばれているものを追いかけるのではなく、「自分にとって幸せかどうか」を基準する。

そこをピュアにすればするほど、普通の日常が輝いてみえる気がします。見直さなければいけないのは、世の中ではなく、私たちの幸せの中身。


ちなみに、わたしが幸せに感じるのはこんな時。

・大好きな家族と、川の字になって寝る。

・子供と一緒にお絵描きをする。ゲームをする。おかしをつくる。

・大切な友達と一緒にご飯を食べて夜まで語り合う。

・大切な人たちが喜んでいる姿を見る


そんな些細なことが、自分にとっての幸せなんだと気付けたのは、人生にとって大きな収穫だと思う。(よく気が付いた。えらい!)


「もし本当に明日死んでしまうとしたら、おれは何をするだろうか?」と考えると「家族や友達にありがとうと伝えたい」という答えが出てきた。

死ぬ前に言いたいなら、いま言おう。

だって、明日も生きてる保証なんて、どこにもないのだから。


当たり前のことをなんて何一つない。

目が見えることも、歩けることも、大切な人が元気に生きていることも、全て当たり前じゃない。

毎日感謝の気持ちを忘れずに、大切な人を大切にし続けることができる自分であり続けること。


この映画の中で、心が反応した言葉を抜粋していきます。

根本的な問題は、君がなにかを買うとき、お金で買っているわけではないんだよ。そのお金を得るために費やした人生の時間で買っているんだよ。

「時間=命」であり、命でモノを買っているとも言える。

「いま買おうとしているものは、本当に命を費やすだけの価値があるのか?」ということを考えされられる言葉。


「貧しい人」とは、少ししか物をもっていない人ではなく、もっともっとと、いくらあっても満足しない人のことです

1億円の貯金があっても不安な人もいるし、1000円しか持ってなくても幸せに笑っている人もいるという不思議な世界。

貧乏っていうのは、お金をたくさん持っているかどうかじゃなく、心が満たされているかどうかなんだなと思う。


「百聞は一見に如かず」

言葉だけでは感じとれないムヒカさんの震えが、映像を通してダイレクトに伝わってきます。気になったかたは、是非ごらんください。

時間=命を使うだけの価値があると思います。


ムヒカさんが自分の命をかけてまいた種(他の人が歩み続けられるようにまいた種)は、確実に私たちに届いています。

そして、私たちはその想いを決して無駄にはしません。
私たちは与えられた命を全うし、次の世代へ大切なものを受け継いでいきます。


最後まで読んで頂きありがとうございました!

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人と関わるのが好きな筆者がよろこびます。


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