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【前編】頑張るほどに苦しくなっていく…奄美大島でも東京でもありのままでいられる私へーーFOLKE卒業生インタビュー

ウェルビーイングスクールFOLKE(フォルケ)とは?
「どうすれば人は幸せになれるのか?」
#幸せのスキルを学び、実践していく3ヶ月のオンラインPROGRAMです。
次期案内は未定です。優先案内は、FOLKE公式LINEから。

今回お話を伺ったのは、「自分の心に従って人生を選択し 、1人1人の可能性が輝く世界を創る」という想いのもと、自己理解コーチとして活動中のharukaさん。
「奄美大島ではじめて、このままの自分でいてもいいんだ」という気持ちを感じられた1年前。そこからFOLKEでの3ヶ月間を経て、奄美大島に再び訪れたharukaさんにFOLKE代表の桜子さんがインタビューしたものを記事にしたものです。

haruka kurosawa さん
「日常に幸せを届けたい」そんな想いから、幼少期から好きだったお菓子づくりで沢山の人を幸せにしたいと思い、 新卒でパティシエとしてパティスリーに勤め、その後バリスタとして勤務。現在は6年の会社勤めを経て「自分の心に従って人生を選択し 、1人1人の可能性が輝く世界を創る」という想いのもと、自己理解コーチとして活動中。人生に行き詰まった時に降り立った奄美大島で味わった「自分らしくいられる感覚」を「奄美だから」ではなく「どこにいても」感じられる自分になりたいと、FOLKEを受講。

なぜ?行動するほどに苦しくなってしまう……

桜子さん: 1年前のはるちゃんはまだFOLKEにも入る前だったよね。どんな気持ちで奄美にやってきたという記憶がある?

harukaさん: 当時は東京の生活にすごく疲れてしまっていて、どこまで頑張っても満たされない感覚があったんです。幸せになりたいからやっていることなのに、その幸せが見つけられていなかった。周りには素敵な人もいるはずなのに、それを実感できない自分もいて……そんな自分のことも嫌いだった。

たくさん自己投資もしてきたし、これ以上何をしていけばいいのかわからない状態で。そのタイミングで桜子さんが奄美に行っている投稿を見て共感したんです。「もしかしたら私も奄美に行くことで、幸せに生きるヒントが見つかるかも」と思ったんですよね。

桜子さん: なるほど。私に共感したところってどんなところだったの?

harukaさん: 桜子さんが前の会社を手放して自由になれたはずなのに、その毎日がしんどくて、逃げるように奄美に行ったというような投稿をされていたと思うんです。その部分がすごく自分とリンクしました。
(▼その際の投稿)


20代で150万円の自己投資。
それでも理想の自分にたどり着けなくて。

桜子さん: 実際いくらくらいの額を投資したの?

harukaさん: ざっと150万円くらいですね!

桜子さん: そうなんだ!20代半ばくらいから150万円を自分に使うって結構凄いことだなと思うんだけど、その時はどこに向かって、何を感じていた?

harukaさん: もっと自由に生きたい、幸せに生きたい、という気持ちですね。スキルを手にすることで自由になれるんだ、そこから幸せになれるんだと思っていたんです。

資格やスキルを手にしたら自信も持てると思っていました。でも投資しても投資しても、次の課題が見つかる。どんどん自分の足りないところが見えてくるし、このスクール終わったら次はこれを学ばなきゃって……。これっていつ終わるんだろうという感覚がいつもありました。

スキルを学ぶではなく、体験に投資しようと奄美へ

桜子さん:そっか。自己投資に限界を感じていたときに、奄美によばれたんだね笑。そんな奄美大島の旅で、はるちゃんはどんなことを感じたの?

harukaさん:はい!そうなんです。奄美大島に到着した瞬間、なんだかすごくほっとしたというか、懐かしい感覚があって。桜子さんが、この奄美で心が癒やされた意味がすぐに分かった気がしたんです。

特別なことをしなくても、ただありのままでゆっくり過ごすことを受け入れてくれる環境って、なんて心地良いんだろう。人生ではじめて、このままの自分でいいんだ、と思えた瞬間でした。

桜子:その時のはるちゃんはこれまでのはるちゃんからは想像もできないくらい「何もしていない」状態だったよね!

harukaさん:本当に、すっぴんだし、Tシャツ短パンで本読みながら気づいたら寝ていたりとか(笑)。その時自分がしたいと思ったことを選択できていました。それでも許してもらえる、という安心感がここにはありました。

東京では「何かしなきゃ」と、常に行動していないといけない義務感があったんですが、奄美では「何もしないこと」が幸せなんだと感じられる。

ご飯を食べておいしいと思えるという気持ち、海をみてきれいだなと思う気持ちを感じるだけで、こんなにも満たされていくんだなと。その気づきが大きかったですね。

“周りのひとに応援してもらえる自分でいなくちゃ”という「生存戦略」

桜子さん:東京にいる時のはるちゃんは、何かを頑張っていたり何かを認められたりすることが大事だと話してくれたけど、なぜはるちゃんはそんなに頑張る人になったんだろう?

harukaさん:学生時代にいじめられた経験が大きいと思います。今の自分じゃ認めてもらえないと感じてしまった。じゃあ認めてもらうためには、周りから好かれるためにはできる自分でいなきゃと思ったんです。

ネガティブなことを口にするより、ポジティブな部分にフォーカスして明るく振る舞うことで周りに人が来てくれると思っていたから。

桜子さん:それが、はるちゃんなりの「生存戦略」だったんだね。

harukaさん:そう頑張ることで、私の心はどこか置き去りだったけど、頑張ったら応援してくれたり、認めてくれる人がたくさんいて。

それが私の生きる糧だった。それと同時に、そんな私じゃなくなったら周りの人はいなくなるという怖さも持っていました。

桜子さん:本当の自分を見せたら去っていくという「恐れ」があったんだね。

harukaさん:今思い返すと、そうして頑張って認められようとしている時が一番孤独だったなって。本当の自分や想いを受け入れてくれる人に出会いたいとは思っていたけれど、自分を出す勇気もなかった。孤独感と隣り合わせで生きてきたなと思います。

FOLKEに参加したキッカケ

桜子さん:そこからまた、どういうきかっけでFOLKEに入ろうと思ったの?また投資するのか〜、ってならなかった?(笑)

harukaさん:奄美で滞在した宿のオーナーさんがFOLKEを知っていて勧めてもらったことがきっかけでFOLKEへの参加を視野に入れるようになりました。その方が言うなら間違いないなって。

「奄美にいても東京にいても、ありのままの自分で在ることを諦めたくない」って思って。思い切りました。

FOLKEでまた学ぶのは大きな決断だったけれど、FOLKEに入らなかったら、その奄美での気持ちっていうのはなんか忘れてしまうっていう未来が見えちゃったんですよ。どっちを選ぶかって考えた時に、FOLKEに参加することに可能性を感じました。

私が今まで本当に感じたかった感覚を「奄美というちょっと特殊な島でだから体験できた自分」じゃなくて、どこでも体験できたら、本当に人生変えられる気がすると思いました。

「人生ってこんなもんか」と諦めていた自分からの変化

桜子さん:FOLKEに参加した結果、はるちゃんの得たかった「奄美じゃなくてもこの感覚を味わえる私でいたい」という願いはどうなった感じ?

harukaさん:そうなれてます!!自分でも正直驚くほどに。

桜子さん:なったんだ……!それはどういうプロセスでそうなったの?

harukaさん:FOLKEに入って自分の思いを最初からこう、どんどん伝えられたかっていうとそうではなかったです。私の性格的に、はじめましての人がたくさんいる中で、これまで封印していた、ありのまま100%な自分をさらけ出していくっていうのは、勇気がいる行動でした。

でも講義を重ねていくうちに、何を伝えても話しても、全部受け止めてくれる環境がFOLKEにはあると実感できたんです。「奄美じゃなくても自分のことを受け入れてもらえる環境が、ここにはあるのかもしれない」と感じられるようになりました。

それで、ある時、今まで自分が作っていた孤独を感じていた気持ちや、頑張っても頑張っても満たされなかったり、行動しなきゃこう認めてもらえないと思ったりする感覚って、全部自分が作り出してたと思えたんですよ。

桜子さん:おおすごい!そんなとこまで辿り着いたんだ。

harukaさん:そこに気づいたときに、すごく悲しかったんですよね。自分であのしんどい気持ちを生み出していたんだって。

がむしゃらに頑張ってきた私が見ていた世界は、なんだかちょっとくすんでいて、全然輝いてなんていなかった。「なんか人生ってこんなもんか」と諦めちゃっていたけれど、全部自分が作り出していたんだということに悔しさも感じたし、自分にがっかりしちゃったり。

でも、そんな時間を経て自分を信じられるようになって、FOLKEでの3ヶ月間が終わった今でも。むしろ時間が経つにつれ、自分が自分らしく入れている感覚が大きくなっています。

幸せに生きるためのスキルは一生もの

桜子さん:どんどん時間が経てば経つほど、自分の中でその感覚が増大してるってすごいね。本当に腑に落ちたんだろうね。

harukaさん:そうなんです。潜在意識レベルで変わった、人生を変える気付きになっています。FOLKEでほんとうの自分と向き合えて、幸せに生きるためのスキルを学べて。卒業した後も、自分の見える世界がどんどん変わっていっている感覚があるんです。

桜子さん:本当に一生もののスキルとして手に入ったっていう感じだったのね。嬉しいな。

harukaさん:この先も、また悩むこととかはこれからあるかもしれないけれど、そこには自分らしく生きるためのギフトがそこに隠されているんだろうなと思える。もしまた自分のことを否定してしまいそうになったとしても、自分を受け止めてくれる場所がFOLKEにはある。もう怖くない。怖くないんです。ほんとうに。

桜子さん:え〜すごい!最強はるちゃんが誕生してるじゃん!

harukaさん:最強になりました(笑)。今日奄美に到着して、オーナーのヒロさんと話した時もやっぱりその変化に驚いてくれているし「なんかはるちゃん、無敵だね」と言ってもらえて。

桜子さん:うん、無敵でしょう!傷つくことって怖くないんだって思えるようになってるもんね。これまでは孤独が怖くて、仮面をかぶって、ほんとうの自分は知られないように。みんなにとって"良さそうな"はるちゃんで生きていたけれど、そういう頑張り方じゃなくていいんだって思えるようになったってことでしょう?

harukaさん:そうですね。今までマイナスだと考えていたものの捉え方が変わったから、違和感やモヤモヤすることがあったとしても、そこに自分の大切にしたい思いが隠されていると、今は感じられていますね。

桜子さん:ネガティブに引っ張られず「ここになんかヒントがあるんだ」ぐらいのポップさがあるね。

harukaさん:そうですね、ポップになりましたね!(笑)

人と比べる必要ってないんだ。自然とそう思えるようになった。

桜子さん:昔のはるちゃんはみんなが頑張っているところを見るとちょっと焦ったり、ペースを合わせなきゃと感じたりするところがあったよね。

今のはるちゃんだったらうまく「波乗り」のような感じで、自分でコントロールできるんじゃないかと感じているんだけど、自分ではどう?

harukaさん:それこそ前は人と自分を比べていたし、スタートダッシュきらないと置いてかれてしまうみたいな気持ちでした。

頑張り続けないといけないと思っては周りと比べて落ち込むことも多かったけれど、今は自分のペースでやれていますね。

それに加えて自分の伝えたい想いがちゃんとあるから、ぶれることもないし、「自分は自分」「周りは周り」だなと。自然に分けて捉えられるようになりました。

桜子さん:ええ、すごい。そんなふうに思えるようになったの?

harukaさん:私にも大切にしたい想いがあるように、周りの人にもまた違った大切にしたい想いがあるからこそ、比べる必要がないんだなって、自然に思えるようになったんです。

桜子さん:人と比べることが、悪ではないもんね。比べてしまうことで、自分自身が必要以上に落ち込んだり、相手のことを色々考えてしまうのが苦しいよね。

harukaさん:本当にそうですね。誰かに対していいな、すごいなと思う瞬間は今もあるれけど、そこになんか自分が叶えたい姿のヒントがあるんだろうなって思う。

うらやましいなと感じたりやもやもやしたりするときも、ちゃんと向き合えるようになりました。

FOLKEを通して、人それぞれ人生は違うし、比べるものではないというのがものすごく体感できたんです。

幸せになれない、星のもとに生まれたんだとすら思っていた

桜子さん:そっかそっか。これまでのはるちゃんは、人のすごいなって思うことや、喜ばしいことって、もちろん喜んであげたいし、喜んでいたんだけど、まだそこまで自分に余裕がなかったみたいな感じだったのかな。

harukaさん:幸せを手にしたり、幸せを感じられたりしている人が周りにいるのに、自分はなんでそう感じられてないんだろう、何が足りないんだろうっていう焦りがあったんです。

相手の幸せを祝福するよりも「じゃあ自分はどうしたらいいんだろう」といっぱいいっぱいで、自分にフォーカスしてしまってた感覚があります。

桜子さん:きっとその時の喜びたいのに喜べないと、そう思ってしまう自分の性格がダメって思っちゃうよね。

でもそれって、自分の性格を変えるとかではなく、捉え方だったり、自分への余白だったりとか、そういうことなのかもしれないね。

harukaさん:私はFOLKEに入る前は、相手の幸せを心から喜べない自分はひねくれているし、みんなからは優しいねと言われてるけど、そう取り繕ってるだけで本当はすごく性格悪いのかもしれないと思っていたりしたんです。

桜子さん:そうだよね、そう思っちゃうよね。その状態で本当の自分さらけ出すなんて、もう怖すぎるよね。本当は私ってそんないい人じゃないんですって感じだもん。

harukaさん:孤独感やしんどさと隣り合わせで生きてく星のもとに私は生まれてしまったんだ。もう、これで生きていくしかないんだろうなって、諦めていたときもありました。笑

桜子さん:諦めなくてよかったね、本当に。人生っていつからでもどれだけでも、変容していけるんだなって感じるよね。

harukaさん:自分が体感したからこそ、幸せになれない人なんていないんだろうなと心から思えますね。捉え方を変えれば、人生が180度変わっていくことを知れちゃったから、自分の可能性もだけど相手の可能性も心から信じられるようになって。いま、ほんとうに幸せです!

〈後編へ続く…〉

ウェルビーイングスクールFOLKE(フォルケ)とは?
「どうすれば人は幸せになれるのか?」
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記事/山中麻衣
「想いをつなぐ」取材・インタビューライター。その他企業と読者をつなぐwebライティングも。公式noteは<こちら>


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