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「誰か」ではなく「自分」がどう在りたいか、だけが選択の基準に。-FOLKE卒業生インタビュー

【ウェルビーイングスクールFOLKEについて】
「どうすれば人は幸せになれるのか?」#幸せのスキルを学び、実践していく3ヶ月のオンラインPROGRAM。
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「ウェルビーイングスクールって何を学ぶの?」
「FOLKEに入ったらどんな変化があるの?」

FOLKEをもっと知りたい!という気持ちにお応えすべく、受講生にFOLKEのこと、自分自身の変化について聞いてみました。これから数回にわたり、受講生といっしょにFOLKEのリアルをお届けしていきます。

今回は、SNS運用スクールを運営しているゆずさんにお話を伺いました。

奈良柚香(なら・ゆずか)さん
東京都在住。心地よさと幸せをとことん追求する27歳。
2020年秋に美容クリニックを電撃退職、その後起業しインスタ運用スクールを運営。一人ひとりにコミットしたサービスを展開中。
自分なりに見つけ出したウェルビーイングを極めるためにFOLKEを受講。
「本当の自分らしさ」を取り戻し「誰かの期待に応えること」をやめ「自分の幸せ」を追求できるように。

幸せになるために起業したのに、遠のいている?

ーーゆずさんがFOLKEを受講したきっかけを教えてください。

ゆずさん:まずは“ウェルビーイング”という考え方に出会ったのがはじまりでした。今までずっと安定思考で「会社員を辞める」という考えはなかったのですが、実は2020年の秋に仕事を辞めて、突然起業したんですよ。

ーーそうなんですね!

ゆずさん:仕事を辞めて石垣島へ行きました。それから起業して活動をし始めて、本を読んだり色んな人に会ったりなど「成功者に従え」という考えでがむしゃらに頑張っていたんです。

でも、3ヶ月くらい経ったときに「これって私が本当にやりたいことなのかな?」とふと思って。自分が自由で幸せになるために起業をしたのに、なんだか幸せから遠のいている気がしたんです。

ーーなるほど。やりたくないことまでやっていたんですね。

ゆずさん:はい。そこから自分としっかり向き合うようになって、コーチングを受けたり様々な体験をしたりするうちに“心地よさ”に至って。

それからは心地よさを指針に生きるようにしていたんですが、そんなとき桜子さんの「ウェルビーイング」という発信を見て「まさにこれなんだろうな」と感じたんです。それがFOLKEで深められるということが受講に至った経緯です。

幸せを誰かに委ねない自分になった


ーーFOLKEを受講しての変化を教えてください。

ゆずさん:客観的に自分を見られるようになりました。よくない出来事があって不快を感じた時も、誰かのせいにするのではなくて「どうしてこの感情を持ったんだろう」と考えられるようになりました。「誰か」ではなく「自分」を軸にするよう自然とシフトしていった感じですね。

ーー素敵です。

ゆずさん:時々、それを忘れてしまうこともありますが、そんなときは決まってうまくいかなくなるんですよ。

他責にしていると負のスパイラルに陥ってしまう。そこで振り返ってみると「あ、誰かのせいにしていたな」と気付けるようになり、すごく自分自身も人生の捉え方が変わったなと感じました。

”同じものを見てもみんな違って見ている”おもしろさがFOLKEにはある

ーーFOLKEが終わってからも「実験」は続いているんですね。

ゆずさん:FOLKEの中ではみんなで対話を通じて学んでいるので、「この場面だったらこういう視点でも考えられるかも」ということが自然と自分の中に落とし込めているような感覚。みんなと対話していたものが、今は自分と対話しているようなイメージです。

ーーゆずさんにとってFOLKEはどんな場所ですか?

ゆずさん:「焚き火」ですね。焚き火を囲んでみんなでお話しているような、そんな場所。学問としての幸せというものもありますが、それよりもみんなと肯定し合いながら、意見を交換し合いながらウェルビーイングを追求している場所ですね。

ーー対話を通しての学びはゆずさんにとっていかがでしたか?

ゆずさん:同じ学びをしたい、ウェルビーイングという考え方、生き方をしたい人が集まっているのにも関わらず、やっぱり十人十色でみんな価値観などがそれぞれ違うというところにとてもおもしろさを感じました。同じものを見たとしてもみんな違って見えているんです。

ーーFOLKEはどんな人におすすめですか?

ゆずさん:自発的な行動ができる方の方がいいのかなと思います。ワークを習慣化に落とし込んだり、日常で考えていける柔軟性がある人だとウェルビーイングに至れるスピードが早いと感じます。

自分がどう思うかより「誰かから見た自分」を基準にして生きていた

ーー受講生の雰囲気はいかがでしたか?

ゆずさん:優しくて温かい方が多いのが印象的でした。FOLKEを通じてそうなったというよりは、誰かを否定することは普段からしていないだろうなと思います。

ーーそういった優しさがあると、逆に日本だと生きにくさを感じるのかもしれませんね。

ゆずさん:そう思います。私自身、元々意見をはっきり言えるかといえば言えない人間でした。学生時代からずっと「誰が見てもいい子」として生きてきたんです。
こうでなくてはいけない」や「こうしなければみんなに好かれない」という思いがあって。

だから、王道から外れられない人間でした。
服を選んだり髪型だったり、ネイルにしろ「全部安定」。

ーー今とても芯があるゆずさんなので、とても意外です!

ゆずさん:昔は友達の誘いを断ることもできませんでした。当時栃木に住んでいたので、バスに乗って数時間かけて友達に会って、特に何も感じない時間を過ごして、すごく無意味だなと感じていたのに。

ーーでも、そうしていたんですね。

ゆずさん:断ったら申し訳ないな、という変な優しさですよね。その裏側には「こうしないといい人ではない」という思いもあった。「自分がどうありたいか」よりも「誰かの求める自分」になろうとしていたなと思います。今は会いたくないと思ったら断ります。

ーーとても変化されましたね。

ゆずさん:今はお仕事でも「新規顧客を得られるチャンス」であったとしても「この人をサポートしたくないな」と思ったら断ることができるようになりました。「お話を聞いてこの人のことをサポートしたいと思った人とだけ仕事をする」と決めているんです。

ハッキリとサバサバしているんですよね。元々こういう性格だったんだろうなと思います。自分にとっての心地よさを追求することで本来の自分に戻ったという感覚。自分が持っているものを引き出せるのも、ウェルビーイングだなと思います。

ーー変化したというよりは、元に戻ったというイメージなのですね。

ゆずさん:はい!今は「誰にどう思われるのか」ではなくて「自分で自分をどう思うのか」というところが重要。

私がどんな人になりたくて、どんな人生を歩みたいかということだけを考えられています。

ーーそこを言い切れるのがすごくかっこいいなと感じます!ゆずさん、ありがとうございました。

ゆずさんの卒業発表より

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