「ノイズに飲み込まれたとき、ほんとうの自分を取り戻せる場所」-FOLKE卒業生インタビュー-
「ウェルビーイングスクールって何を学ぶの?」
「FOLKEに入ったらどんな変化があるの?」
FOLKEをもっと知りたい!という気持ちにお応えすべく、受講生にFOLKEのこと、自分自身の変化について聞いてみました。これから数回にわたり、受講生といっしょにFOLKEのリアルをお届けしていきます。
今回は、リハビリの専門職でお勤めのゆうこさんにお話を伺いました。
「こう在りたい」は分かっても、ブレてしまう自分がいた
ーーゆうこさんがFOLKEへ参加したきっかけを教えてください。
ゆうこさん:桜子さんがデンマークに行かれているときに「誰か今からお話ししませんか?」という発信があってそのときに手を挙げたのがまず初めのきっかけです。
そこでいろんな話をさせていただく中で「桜子さんの夢は?」とお聞きしたときに「日本に帰ったらこういう場所をつくりたい」とおっしゃっていて。それが桜子さんが帰国してものの数ヶ月で形になり「やるよ」と言うから「入ります!」という感じです(笑)
ーーではFOLKEの構想段階からお話を聞いていたんですね。そこで実際受講を決意した理由などはありますか?
ゆうこさん:1つ目は桜子さんの夢を叶う場を一緒に見てみたいということ。それから2つ目は、昨年1年間自分を探求してみた中で「こう在りたい」はなんとなく分かったけれど、自走までには至っていないなと感じていて。
どうしても、外側に左右されてしまう自分がいたのです。
ウェルビーイングな自分で居続けられる、そのヒントになるかなと思いFOLKEに参加しました。
友達を誘うことすらできなかった私
ーーFOLKEを受講したあとの変化はありますか?
ゆうこさん:頭で分かっていたことが腹落ちしたという感じですね。
結果に執着しなくなって、プロセスが大事だと心から思えるようになりました。
自分が発信してそれに対して相手がYESかNOか、どう答えるかは相手の問題。だからひとまず自分はそれを出してみる、ということができるようになった。それが大きいです。
だから周囲に対しても色々なことを言えるようになりました。
ーー以前は言いたいことを我慢するほうでしたか?
ゆうこさん:そうでしたね。例えば友人とご飯に行きたいなと思っても、私が誘ってしまうことが申し訳ないと感じてしまうことがありました。
「行けなかったら行けないっていうから大丈夫」と言われても気になってしまって自分から誘いにくかったのですが、今は「ひとまず言ってみよう!」と思えるようになりました。
ーー軽くなりましたね!たとえ返事がNOでも気になりませんか?
ゆうこさん:「そうなんだ。行けないんだね」と思うだけです。
前は「行きたくなかったのかな」など、想像……空想ですよね(笑)それが広がってしまっていたんですが。
ーー生きやすくなったように感じますね。思考がシンプルになったというか。
ゆうこさん:事実と思い込みを分けるというワークというのがFOLKEの中であったんですが、それがすごく良かったです。負のスパイラルに陥らなくなりました。
ーー事実と感情を分けることは難しいと感じましたか?
ゆうこさん:はじめは難しかったです。でも、同時におもしろさも感じました。
とある例題が出されグループワークをしていたときに、ある人が「これも思い込みかもしれないよね」と私が考えもしなかった視点で捉えていることに驚いたんです。一緒にやっていく中で自分にない視点を知られるのってすごくおもしろいなと。
ーーそれはグループ講座の良さですね!
ゆうこさん:あとは「不安なことは9割おこらない」というデータがあるんですが、自分でワークをしていると本当に「9割起こらなかった」ということが紙面にありありと出てきて。まず書き出してみて後日結果どうだったかと振り返るとやっぱり起きていない!
逆に、ひとつの事実からこれだけのストーリーを作れる自分って素晴らしいなと感じました(笑)想像力豊かだなと!
ーーグループ講座ははじめましての方が多いと思いますが、どうでしたか?
ゆうこさん:はじめは緊張しましたね。でも、ほっささんの自己紹介でゆるみました(笑)面白かったです。
ーーグループ講座が苦手と感じる方でも大丈夫でしょうか?
ゆうこさん:苦手ならそれでもいい場所がFOLKEです。発言の機会は均等に与えてくださいますが、でも強要されることはありません。「分からない」や「浮かばない」などうまく答えられなくてもいいという雰囲気はすごくあります。
ノイズに飲み込まれる中でも自分を取り戻せる場所
ーーゆうこさんにとってFOLKEとはどんな場所でしょうか?
ゆうこさん:リアルで会えたのもあって、より愛が深まっていますね。
「こうすべき」だとか「こういうことを期待されている」とノイズにどうしても飲み込まれていく日常の中で、みんなと話すことで戻ることができる。チューニングできる場所ですね。
それであって、負の自分でもいい場所。
どんな自分でも受け止めてくれるし、沼にハマっていたとしてもそれはそれとして肯定した上で違う視点やきっかけをくれるんです。
ーー無理してポジティブでいなくてもいいのですね。FOLKEは職業も年代も様々な方が参加されていたと思いますが、その中で共通点などはありましたか?
ゆうこさん:桜子さん・ほっささん(創始者のひとりで桜子さんのパートナー)の夫婦が好きということころですね。あとは「自分の人生を生きよう、楽しもう」という姿勢があるところ。それから一言で表すとみんないい人。それぞれの違いを尊重できる仲間たちです。
ーーFOLKEはどんな人におすすめでしょうか?
ゆうこさん:少しでも何かを変えたいなという人。幸せを感じているけどもっと自然にそう在れるようになりたい人ですね。
「FOLKE」が引っかかった人は、何かしらあるから情報が入ってくるのだと思います。必要でなければ、気にもならないはずですから。
ーー今インタビューを読んでくださっている方もまさにですね!
頑張らなくてもウェルビーイングでいられるように
ーー受講後に幸福度の変化もありましたか?
ゆうこさん:上がりましたね。元々高い方だと思っていたんですが、それでも上がっています。
ーーでは元々幸せに生きられているという人にも良さそうですね。
ゆうこさん:そうですね。“頑張らなくてもそうあれるようになりたい”という人におすすめです。私自身も楽になりました。
受講前だと「ポジティブな面から見ないと」と努力していた部分があったなと今は思います。ネガティブに捉えてもいい、でも別の見方からしたらこうも思える。じゃあどの視点で捉えよう?と自然に思えるようになりましたね。
ーー努力ではなく自然に、というところがポイントですね。
ゆうこさん:本当にその通りで。ネガティブに捉えたい今がある。でも変えたければ変えることができる。自分で物事の捉え方を決められるようになりました!もちろん感情の渦に飲み込まれやすい人も楽になると思います。
ーー最後に、印象に残ったエピソードがあれば教えてください。
ゆうこさん:桜子さんが一番泣いてくれていたことです。
本当に私たちに向き合ってくれているし、やりたくてやっていることなんだなと、とても愛を感じました。
ほっささんと話したいと言ったらそういう時間を作ってくれるなど、私たちの「やりたい」を実現させてくださったことも印象深いです。
FOLKEは「これからもよろしくね」という場所ですね。
ーー桜子さん、また泣いてしまいますね。ゆうこさん、ありがとうございました!
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