ネガティブな自分にもYES!すべての感情は本当の自分につながるための宝物だと気づけた場所。ITコンサルから旅人へ/佐藤暁子さん-FOLKE卒業生インタビュー
そんなFOLKEがお届けする、「FOLKE Journey」は、FOLKE FAMILYの受講後の変化や現在に至るまでの旅路についてインタビューしていく連載企画。
今回は、FOLKE初期メンバー、全ての仕事を一旦手放し、旅に出る決意をした佐藤暁子さんにインタビューをしました。
佐藤暁子(さとうあきこ)さん/元ITコンサルタント→世界のエコビレッジ視察の旅へ
1996年広島生まれ。大学卒業後、旅行会社、IT企業、ITコンサル会社と3社を経験。2023年にコーチングスクールを卒業。
「在り方」を深めるためにFOLKEへ。
ーーあきさんがFOLKEに入ったきっかけを教えてください。
元々さくちゃん(=FOLKE創業者:喜多桜子)のことをインスタで知っていました。その時からさくちゃんの言葉や在り方が好きで、ロールモデルにしていたさくちゃんのスクールならどんなものでも入りたいと思っていました。
ーー桜子さんの発信や在り方にすごく惹かれていたのですね。
ーーFOLKEに入る前に、キャリアスクールに入っていたと聞きました。
そうですね、自分らしく輝きたいと思ってキャリアスクールに飛び込みました。でも、FOLKEを卒業した今となって気付いたことですが、よくよく振り返ってみると、別に自分のサービスを立ち上げて自立したかったわけではないんですよね。ただただありのままの自分を認めてあげたかったんだろうな、って。当時は他の参加者が「私はこれで生きていく!」というサービスのタネをどんどん見つけていく中で、無意識のうちに周りと自分を比較していました。「私も早く見つけなきゃ!」「私も何者かにならなきゃ!」と言葉にできない焦りを感じ、自分らしく輝きたくて飛び込んだのに、気付いたら他者比較と自己否定を繰り返していました。
他者比較と自己否定する自分を手放したい!自分らしく輝きたい!そんな思いから、自分の「在り方」をもっと深めるためにFOLKEへの参加を決めました。
ネガティブ感情を愛おしく思えるように。
ーーもっと自分の在り方を探求していきたい、と思って参加をしたのですね。実際にFOLKEに参加してみて、ご自身に変化はありましたか?
自分のネガティブ感情への捉え方が変わったことですね。
FOLKEに参加するまでは、無自覚でしたが、ネガティブな感情に蓋をすることが多かったです。「自分の口から出す言葉はポジティブじゃなきゃいけない、ネガティブな言葉は言わない方がいいんだ」と無意識に思い込んでいて、ネガティブな感情を押し殺していました。
「感情」の講義をきっかけに、ネガティブ感情に蓋をしている自分に気付き、ネガティブ感情を受け入れられるようになりました。その講義では、自分の感情を味わうだけでなく、自分がどうしたかったのか、相手にどうしてほしかったのか、と一歩踏み込んだところまで探求しました。潜在意識の中に眠っていた深い感情と向き合うことで、自分の生命が求めていることが鮮明になり、ほんとうの自分とつながれた感覚がありました。
「ネガティブな感情も、ほんとうの自分に繋がるための大切なメッセージなんだよ」というさくちゃんの言葉が腑に落ちて、ネガティブな感情を少しずつ許可できるようになり、今では愛おしく思えるようにまで変化しました。
ーーFOLKEで出会った仲間たちの印象を教えてください。
一生の仲間ができたなって思います。一緒に2週間もの間、奄美でシェアハウスしたり、結婚式にも参加したり。笑
仕事の繋がりではないからこそ、肩書きや役割に関係なく、1人の人間としてちゃんと「私」を見てくれている感じがします。お互い自然体でいるからこそ、FOLKEのみんなとは深い部分でつながれているんだと思います。
ーー素敵ですね。あきさんにとって、FOLKEメンバーは何でも話せる仲間なのですね。
そうですね。どんな話をしても、ジャッジされない安心感があって。この安心感の源は、多様性を自然と受け入れられる人が多いことと、3ヶ月間一緒に深い対話をしてきたからこそできた関係性にあるんだろうなと思います。だからこそ、みんなに自分をさらけ出しても大丈夫って思えて、ありのままの自分でいることができたんだ思います。
この安心感をより感じたのは、FOLKE卒業回で「私が創りたい世界」をみんなの前でシェアした時でした。「私が創りたい世界」のワークは、自分の潜在意識を通して本当に望んでいる願いに触れるワークです。今までの自分だったらバカにされるんじゃないかなと思って、自分の理想を周りに伝えることに抵抗があったと思います。
そんな自分が躊躇なく発表できたのは、FOLKEの仲間だったから。発表中も発表後も、FOLKEのみんなから「素敵だね!」「あきちゃんならできそう!」ってたくさんコメントをもらって。自分が創りたい世界をみんなに共有できたことももちろん嬉しかったですし、何よりみんなが自分の価値観を受け入れてくれたことで、「自分は自分のままで、ありのままでいいんだ」と自信に繋がった瞬間でもありました。
みんなの発表を聞いている時も、それぞれが創りたい様々な世界に触れることができて、愛があってすごく幸せな時間だったなって今振り返っても思いますね。話しているみんなの表情や楽しそうな雰囲気を見ているだけでも幸せな気持ちになりました。
愛と喜びに満ちた「アミの世界」
ーーちなみに、あきさんが創りたい世界はどんな世界ですか?
愛と喜びと幸せが満ちている世界です。「アミ小さな宇宙人」の本で描かれているあの世界観が理想ですね。平地で穏やかで自然が多い世界。個性で溢れていて、不安がなくて、全ての人やものと繋がっていて軽くて温かい感じ。心がワクワクして、小さなことにも喜びを感じて、みんなと何でもシェアすることができる、そんな世界をイメージしました。
ーー受講していた3ヶ月を振り返って、あきさんにとってFOLKEはどんな場所ですか?
ほんとうの自分を取り戻していく場所、ですね。講義やワーク、仲間との対話をしている時間は、自分を愛してあげられる時間で、自分と向き合うことに集中できました。ほんとうの自分を取り戻せたことで、ネガティブな感情に許可ができるようになり、他人と比べることもなくなりました!
私にとってFOLKEは人生の休憩場所みたいな感覚があって、自分の肩書きや役割を一旦忘れて、何も気にせずありのままの自分でいられる場所だなと思います。
ーーこれからのあきさんのJourneyは?
実は、年末に仕事も家も全て手放したので、今年は世界を旅しながら、ずっと興味のあった世界のエコビレッジなどを視察したりしていきたいなと思っています。
ーーまさに、アミの世界に近づいている感じがしますね
そうですね。「大人になったら当たり前に働くべき」「Doingのスキルを高め続けるべき」とずっと人と比較していた自分がいたのですが、その世界には終わりがないことを知れたので。わたしは私らしく、誰と比較するでもなく、自分の「在り方」に自信を持って、これからの自分の人生を楽しみたいと思います。
ーー最後に、どんな人にFOLKEをおすすめしたいですか?
私みたいに、自分の理想や目指したい世界があるけど、人と比べてしまって、自分と周りの人、現状と理想のギャップに苦しんでいる人にお勧めしたいです。例えば、自分に対して自信がなかったり、物足りなさを感じていたり、生きてる環境への不満を感じていたり。
日々仕事や家事育児などに追われている人こそ、立ち止まって、自分の中にある居心地の良さや幸せ、今、自分が大事にしたいことは何かを見つけられる場所がFOLKEだと思います。
インタビュアー、文:森岡佑梨(もーりー)
編集:ほっさ
撮影:makino photo
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