マネジメント技能とリーダーの資質、人格

メンバーがステークホルダーの事務所に訪問したいというので事前に資料をチェック。しかし当日、その資料と真逆のことを勝手に決めてこられて、私はそのメンバーに対する信用を少し失った。

もちろん私がそのメンバーを信頼していればそれくらいは許して任せるとは思うのだけれど、日ごろの発言や作業から、全面的な信頼を寄せることができていなかったのだと思う。


しかし、まったくプロジェクト進行に致命的なことではないし、こういう時にどうすることが「全体にとって」良いのかというユースケースになる。
自分にとって面白くなければ子供のように機嫌悪くふるまうという彼の人格を私は好まないので、個人的には特にそのメンバーと熱い友情を交わしたいわけではない。しかし、この後に数年一緒に働くというわけではないので期間限定の良い関係を続けることができる。


このように私は人の好き嫌いが激しく根本的なリーダーの資質はないわけだが、それでも「スキルとしてのマネージメント能力」は向上させたいと思っている。いくつかのプロジェクトを達成すれば、次第に心も育って人に対しての寛容さも増し、いつかキャプテンシーも生まれてくると思う。どっちが先でもいいし、いつから始めてもいいことだ。


資質がなくても、技能は技能として体幹に入れる。人について悩まない。



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