漫画家は小説家の夢を見るのか
俺の名前は福岡太朗……探偵だ。
この街はジュウロンシティ……爪弾きものたちが集まる、サラダボウルをひっくり返したかのような、うるさい街だぜ。まぁ、住めば都っていう言葉が文学書にもあるように、住んでみれば案外悪くない……そんな街だ。(ま、欲しいもんはAMAZONで手に入るしな)
そんな様々な人種が洗濯機の中のように渦巻く街で、俺は探偵業をしている。
今日も事件がやってくる。
暗黒探偵である俺に、光を求めて……。
みたいなエセ小説をですね、Twitterとかで急に話し始めるのが好きだったんですよね。
新たなビジネスの香り
このエセ小説は大体いつも同じように展開して、同じように尻切れトンボで終わります。
探偵である主人公が「やれやれ」と言いながら登場して、なんか不思議な居候の少女が出てきて、なんか事件の香りがして終了。そういうところで終わります。だって、それで終わるのが1番楽しいから。私は、小説を書いてるんじゃなくて、ハードボイルド探偵に謎の美少女を付け加えた存在しない小説の冒頭を真似してるだけなんですね。
で、友人とnoteに関する話になりました。私の文章力は悪くはないということや、上に書いた小説を最後まで書いてみたら面白いのではないか?ということ、どうせ1日に30分はnoteで文章を書いているから、それを小説書く時間にしたら?ということ、色々と話をして盛り上がりました。こういう新しいことをしようと話している時が1番面白い。
こうして、私と友人でこれからの新たなコンテンツビジネスが浮かび上がってきたのです。
私が趣味で小説を書く
↓
流行る。書籍化する。
↓
イラストレーターさんにキャラデザと挿絵を描いてもらう
↓
アニメ化、コミカイライズの話が出る
↓
漫画家さんにコネでコミカイライズしてもらう
↓
私がそのコミカライズのギャグスピンオフを描く
↓
経済圏ができる
これです。
最強の計画。
私はキャラデザが苦手なので、イラストレーターさんにキャラデザとかやってもらえれば最高のキャラが出来ますし、私はギャグ漫画しか描けないのでコミカライズは漫画が上手な漫画家の方に描いてもらえれば最強の漫画ができます。
そうすることで、自分の考えた話に人がキャラデザして人が漫画を描いたものの2次創作をすれば良いじゃないですか。そうするのが、私の漫画の能力を十二分に発揮できるわけですね!ですよね!?
あと、原作者が何故かギャグスピンオフを担当するって面白くないですか?「お前そこやるの?」みたいな。そんな感じで。
小説、書くぞ〜!
ということで、小説を書き始めようと思ったのが昨日。
そして、小説を書き始めるぞ!という表明をしたのが今日、今です。
その勢いで小説家になろうには登録しました。というか、すでにしてました。ノクターンノベルというエロ小説のサイトにブクマといいねをする為に会員登録したら、小説家になろうにも同じ名前で登録されてました。まぁ、同じサービスなのでね。単に年齢区分が違うだけなので。ちなみに登録名は「淫乱サキュバス100本勝負」という登録名でした。福岡太朗に変更しました。
noteの連続更新記録によって文章を書いている
しかし、数々の問題があります。
「このnoteをどう更新するか?」ですね。
このnoteの記事、noteが「君は何日連続で更新し続けたよ!」と教えてくれるので、やっています。この連続ログインの日数がリセットされない為に更新を続けています。小説を毎日30分書くぞ!となって、noteの更新が途絶えると、連続更新記録が途絶えます。ゼロになります。すると、あら不思議!noteを更新するために文章を打っていたので、小説すら書かなくなるじゃないですか!!
薄々勘付いていたんですけど、noteを更新するよりも漫画を描いた方が良いんですね。だって漫画家ですし。描きたい漫画もたくさんある。ただ、noteを更新して記事を書いてる時は好き勝手書けて楽しいんだよな……。
となると、「noteを書いてた時間を使って小説を書く」ということが実質不可能になります。何を言ってるか分からないかもしれませんが、私にもよく分かりません。ただ、このnoteの連続更新記録が途絶えた時、私の文筆が終わるのは確かです。
基本的に小説を書き溜めて、それをnoteで公開していき、どんな感じで書いてるか記事を書いたらネタにも困らないのでは?じゃあそうします。多分、時間食われるんだろうなぁ〜!
実際に書けるのか?という問題
もう一つの問題が「小説なんてそんなに簡単に書けるのか?」という問題がありますが、それはもう大丈夫です。そんなに簡単に書けると思ってません。
書けるとは思ってないので、もう滅茶苦茶なハチャメチャな初心者なので、「完成すれば良い」くらいにハードルを下げに下げていきます。そして、「書けるっしょ!」と舐めてかかります。創作において初心者は舐めてかかるくらいが丁度良い。ブラッシュアップは後ですれば良い。大事なのは完成させることです。でも完成させるのも辛いだろうなぁ〜!
というわけで、小説を書いてみようかな?ということを偉そうに語るnoteでしたがどうでしょうか?私の心の中の小説家が「ふざけるな!舐めるな!」と言ってきてますが、それは被害妄想。私も漫画家なので分かります。誰かが新しく創作活動を始めようとすると嬉しいもんです。小説家の方も応援してくれるでしょう。
まぁ、失敗しても漫画のネタになりますし。
ここ最近の私の合言葉は「最悪ネタになる」です。
やっていきます。
夢、見るぞ〜!
でも冷静に考えてみると、書ける自信無いな。
もしも上に書いた最強計画が実現したとしたら、小説の続きをどんどん書かなきゃいけないし、その間にスピンオフギャグ漫画も描くわけでしょ?この計画が実現するまで時間かかるだろうから、計画を実現できるまでの間の収入の為に漫画を描かないといけないし……っていうか、そっちが本業なので疎かには絶対にしたくないし!楽しい漫画を次々と描きたいよ!!
不可能だという点に目をつむれば完璧な作戦ってこういうことかぁ〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
まぁ夢を見るのは自由なので、見ていくぞ!夢!!見るぞ〜!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!
本日の執筆作業はゼロ。
偉そうな決意表明だけをした。
以上です。
今日は終わりです。