漫画家の私が苦手とする仕事と集中力のなさ

仕事してない時間、爆速で進みがち

集中力がない

いや、正確に言うと、急に作業が滞るほどに別のことに集中しすぎる時がある。

ツイッターとか雑多で刺激的で嫌な情報が載っているようなところを延々に見てしまったりするのだ。ツイッターを嫌な情報が載ってるところって当然のように言うのは変かもだが。でも、ツイッターの検索ランキングとか6割がみんなキレてる内容じゃないですか!?

まぁ、そんなわけで、作業に集中せずに気づいたら他のことをやってて、時間が爆速で過ぎる時がある。私はそれを「集中力が切れた」と表現している。集中力がなくとも作業をダラダラしていた方が良いし、それで作業が進むならそれで良い。

この間「集中力はいらない」って本をポチって、それが昨日届いたんだけど、その表紙だけを読んで「集中力っていらないのか!」ってなってる。確かに考えてみれば、私が集中力がない……作業を進められていないという時は、他のことに集中してる状態なのかもしれないな。表紙だけ見て学びを得ているので、私は読書の天才なのかもしれない。これで行きます。表紙を見ただけで学びを得る読書の天才。そういうキャラで行きます。本だけ買ってろくに読まないので、そうすることでしか読書家ぶれないので。

というわけで、作業ができない時や進まない時が多い。

アイデアを確定させる作業が苦手

私は漫画家をやっております。漫画家をやっているので、作業が進まないと大変なことになる。アイデアをまとめないと漫画が描けないし、漫画を描けないとお金にならないし、お金にならないとゲームソフトとか買えなくなってしまう。悲しい。

というわけで、作業をしないで色々なことに目をやりすぎて、うまく作業が進まないことがある。集中力がないのだ。この記事では他のことに集中することを集中力がないと表現します。ややこしいな。

1番の問題は、プロット作業の時である。
プロットとは、文字で軽くアイデアをまとめる段階、1番最初の段階だ。私は脚本みたいにキャラの動きとセリフを次々と書いてます。
その後に、ネームとかに移ります。ネームは簡単な絵で漫画を描く作業のことです。

プロット作業の時がまぁー進まない!本当に進まない。
何かを確定させることが苦手なのかも。漫画に関わらず創作って頭の中にある時は最高傑作なわけだけど、アウトプットすると駄作に早変わりする。すごい。大体そう。なんでだ?ってなる。

この駄作をめちゃくちゃ頑張って良い感じに仕上げて、頭の中の理想に近づける作業が創作活動だと思うんだけど、この最初の駄作の部分を出力するのが辛い。まぁ辛い。なんでこれが面白いって思えるんだ?ってなる。

もう面白くなることを祈って出力していくしかない。

いや、まぁプロット段階から「これ面白いぞ」ってなる時もある。というか、プロット段階から「これ面白いぞ」ってならないと次の段階に進めないわけなのだが、そうなることが少ない。「これ面白いぞ」があると、次々に進めることができるのだが、そこまでに行くのが難しい。

そんな感じで、プロット作るのが結構辛いのだ。面白くないのが確定するかもしれないのが辛くて、やる気が出ずにプロット作業を進めるのが辛いのかも。

現段階で1番プロット作業が進む方法

ちなみに、今までやってて1番効いたのが「入眠するときに聞き流せる雑学読み上げチャンネル」みたいなのをYoutubeで延々と聞くことだ。

これがまぁすごくて、全然雑学が入ってこない。なんか言ってるなぁ……って感じで、いい感じに作業に目を向けることができる。ひょっとすると、集中することに必要なことって、楽しくないけど不快感でもなんでもない雑多なことで周りを満たすことなのかも。ちょっとやってみようと思う。

1番やばいのは怒り。「怒りは娯楽」みたいなことを聞いたことがあるが、楽しいかどうかは置いておいて、かなり夢中になれる。怒ってる人を見ると、怖くて不快なのだがアドレナリン的なものが出て夢中でその発言を追ってしまう感覚になる。あと、自分が怒ってる時やイライラしている時は集中しにくい傾向にある。

というわけで、頑張って仕事を進めていきます

まぁ、そんなわけで作業に目を向けて仕事をバンバン進めていきたいわけだ。自分で仕事を増やしていたりすることもあり、担当の編集さんに迷惑がかかっていたりもする。これは良くない。

とにかく楽しく前向きに次々と仕事をこなしたいものだ。自分の好きな漫画を描くという、やればやるほど自分の知名度や実績にもつながるし、お金も手に入る仕事なのだから。

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