英語イマージョン学習#12【9か月1,000時間】1,000時間のイマージョン学習で得た成果と気づき
12月、トータル112時間のイマージョン学習を達成し、累計でなんと1,000時間を超えました!
今回は、この1,000時間の取り組みを通して、リスニング力がどの程度向上したのか、そして得られた気づきについて共有したいと思います。
1,000時間のイマージョンで得られた実力
字幕なしで楽しめる動画の範囲が確実に広がりました。現在、以下のようなコンテンツをスムーズに楽しめるようになっています:
食レポ系YouTube動画
動画編集解説(DaVinci Resolve)YouTube動画
内容が比較的シンプルなアニメや海外ドラマ
これらは視覚的なヒントが多いおかげで理解しやすい部分もありますが、リスニング力の向上があってこそ楽しめていると感じます。
英語を理解する際の頭の中のプロセス
イマージョン学習を通じて、英語を処理する際の頭の中の動きは次のように変化しました:
日本語に訳さない
聞いた音をそのまま理解し、日本語に変換する作業を省略。英語の語順で理解する
英語の文法構造に従って、自然な順序で情報をキャッチ。単語ではなく塊(チャンク)で聞き取る
一語一語に注目するのではなく、意味のまとまりとして音を捉える。音のまま理解する
聞き取った音を頭の中で「英文」を思う浮かべることなく、音のままで理解。理解できない部分を気にしない
聞き取れないや理解できない箇所に引っかからず、次の情報を受け取ることに集中。
こんな状態です。
イマージョン学習を始めた当初、日本語に訳す癖はある程度無くなってましたが、頭の中でいちいち英文を組み立てないと理解できず、スピードについていけませんでした。
現在では、音のまま理解できるようになったことで、リスニングスピードが劇的に改善しています。この変化のおかげで、動画をより楽しめるようになりました。
まだ歯が立たないコンテンツ
一方で、次のような難しい分野では課題が残っています:
絵や映像が補足されない解説動画
内容が複雑なアニメやドラマ
映画全般
なまりや独特なアクセントがある英語
今後の課題
イマージョン学習を2か月目以降から字幕なしに徹底したことで、英語で数時間連続して視聴を楽しめるほどには進歩しました。しかし、これらの難しい分野も楽しめるようになるには、さらなる語彙力と処理速度の向上が必要です。引き続き、基礎力を強化しながら取り組んでいきたいと思います。
失敗から学んだこと
1,000時間の中で特に大きな学びとなったのは、「簡単なコンテンツを大量に視聴することの重要性」です。
使ってきた動画のレベルが少し高すぎたため、効果が薄かった部分もありました。簡単なセリフを大量にインプットすることで、瞬時に無意識レベルで理解する力を養うのが鍵だと実感しています。
難しいコンテンツを使わない理由
難しいコンテンツに挑戦するのは一見効果的に思えますが、実際には次のようなデメリットがあります:
理解が追いつかず挫折しやすい
内容が複雑だと、「わからない」という状態が長時間続き、集中力やモチベーションが削がれてしまいます。インプットとして機能しにくい
難しいコンテンツでは、わからない部分が多すぎて内容が曖昧なまま進んでしまいます。その結果、語彙やフレーズがしっかりと頭に定着せず、学習効果が薄れてしまいます。
新しいチャレンジ:多読の取り入れ
最近、多読がリスニング力の向上につながることを知り、漫画を活用して取り組み始めました。
現在利用しているのは、英語で漫画が読めるアプリ「Langaku」。20日間で10万語を読破し、英語文章への抵抗感がだいぶ減りました。語彙も少しずつ増えているのを実感しています。
改めて感じたこと:好きなコンテンツがカギ
イマージョン学習で一番重要なのは、好きなコンテンツを見つけることだと再確認しました。
好きであればあるほど、感情移入ができたり、何度見ても苦にならず、セリフを覚えたいという気持ちにもなり、英語の吸収効率が桁違いに違ってきます。
私もついに「何度観ても飽きないコンテンツ」を見つけました(多分💦)。それは過去に何度も観たお気に入りのアニメです。
皆さんも、昔ハマったアニメ、ドラマ、本、ゲームなどを思い出してみてください。それがきっと、あなたに最適なイマージョン学習コンテンツになるはずです。