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英語イマージョン学習#11【8か月870時間:シラブルを意識しただけでリスニング力アップ】

2024年4月3日から英語イマージョン学習を開始し、8か月で870時間視聴してきました。

今回はその所感を共有したいと思います。

現在の取り組み


英語のリスニング力向上のため、私は字幕なし視聴にこだわっています。最初は理解が難しかったものの、繰り返し視聴することでリスニング力が確実に向上しました。私の英語レベルはTOEICで800点、語彙力は4,000〜6,000語程度で、海外ドラマのセリフでも3,000語レベルの単語が多いため、字幕を見れば大体理解できるのですが、字幕を取ると理解度が大きく下がってしまいます。そこで、字幕なしで視聴し続けることで、自然にリスニング力が鍛えられ、今では字幕なしでも楽しめるコンテンツが増えてきました。この方法が効率的かは分かりませんが、確実に効果があると感じています。

私がやっている学習方法は下記の多観に近いです。

ここ最近変化があったこと


シラブルというのをご存知でしょうか。

私も最近まで知らなかったのですがシラブルを意識したところ、リスニング力が明らかに向上しました(聞き取り方が変わったと言った方が良いかもしれません)。シラブルを意識すると思っていたより英語はゆっくり話されていることが分かりリ、スニングの負担が減って聞き取れる量が増えました。

シラブルの重要性について紹介したいと思います。ぜひ、リスニングの際にシラブルを意識してみてください。

シラブルでリスニング力アップ


シラブルとは?

シラブル(音節)とは、言葉を発音するときの「ひとかたまりの音」のことです。簡単に言うと、ひと呼吸で発音できる単位だと考えると分かりやすいでしょう。

例えば、「さくらんぼ」は「さ・く・ら・ん・ぼ」の5つのシラブルで成り立っています。このようにシラブルを理解すると、言葉の発音の仕組みが見えてきます。


日本語と英語のシラブルの違い

日本語と英語ではシラブルの数や構造が異なります。英語の方が日本語よりもシラブルの数が少ない傾向にあるため、英語は日本語よりも「喋りやすい」と言われることがあります。なぜなら、息を発音する数が少なく、言葉が比較的短く聞こえるからです。

例えば、英語の「apple」は2シラブルですが、日本語のカタカナ発音だと「アッ・プル」と3シラブルに感じます。シラブル数が異なるため、英語の発音に慣れていないと、音が途切れて聞こえることがあります。


日本語風に発音するとシラブル数が異なる

以下の例を見てみましょう:

  • 「apple」

    • 日本語的な発音:「アッ・プル」→ 3シラブル(モーラ数)

    • 英語の発音:「ap・ple」→ 2シラブル

  • 「school」

    • 日本語的な発音:「スクー・ル」→ 3シラブル(モーラ数)

    • 英語の発音:「school」→ 1シラブル

日本語風の発音(カタカナ発音)では、英単語のシラブル数が大きく異なり、英語の発音を聞き取るのが難しくなります。


シラブルを理解するとリンキングが分かる

シラブルを理解することで、リンキング(音が繋がる現象)が分かりやすくなります。リンキングは、シラブル同士が繋がることで自然な発音の流れを作り出す現象です。

英語では、シラブルごとにリズムが作られ、特に以下の場合にシラブルが繋がります:

  1. 前のシラブルが母音で終わり、次のシラブルが母音で始まる
    例: "She is" → /ʃi‿ɪz/
    → 母音同士が繋がります。

  2. 前のシラブルが子音で終わり、次のシラブルが母音で始まる
    例: "pick it" → /pɪk‿ɪt/
    → 子音が次の母音に繋がります。

シラブルの構造を理解することで、リンキングが自然に感じられるようになり、英語の発音がスムーズに聞き取れるようになります!


参考にしたYouTube動画

詳しく解説されてます。

練習に良いです(動画の中で言われた通りやるだけで効果あります)

発音についても触れていて参考になります

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