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【後悔】もしあのとき「お金の知識」があったなら・・・
大事な「お金」なのに、学んでこなかった
学校では教えてくれないお金のこと。(どうやら数年後にお金の授業が導入されるみたいですが)
親にも教えてもらっていなかった。
高校生のころ、アルバイトに明け暮れていて、「お給料」というものは知っていた。「時給」というものも。(そしてなぜか高校生というだけで時給が安かった)
でも、それでは「お金について知っている」とは言えない。高校生の頃のアルバイトは小さいころの「おこづかい」や「お年玉」、いいところ「お駄賃」と大して変わらないからだ。“ していること “ は違えども、“ しっていること “ は変わらなかった。
お金に無知な若者が通る「間違った道」
高校を卒業し、わたしはようやく「勉強から解放される」ことに嬉々としていた。
私は仕事を見つけ、また「お給料をもらう」立場となった。高校生のころと違ったことは、
・額がちがう(高い)
・いろいろ引かれている
・「額面」と「手取り」という言葉を知った
・「国民健康保険」をしった
・「年金」なるものが現れた
・他、、、
などと、いろいろと変化があり、「違うこと」だらけだった。
なのに、私は変化せず、適応(進化)せず、「高校生のアルバイト時代と違うことを何一つしなかった」。
このような「間違えた道」は、いまでも数パーセントの若者が歩んでいるのではないだろうか。そう思うと、気になって気になって、屁が出そうになる。
お金に無知な者は「簡単に騙(だま)される」
時は経ち・・・
4年後・・・
社長が消えた。
会社のお金をすべて持って、消えた。
夜に消えた。(まさに「夜逃げ」というやつである)
同時に、私の仕事も、お給料も、消えた。
住む家も、家財道具も、消えた。
私は社長にうまいこと騙されていた。
どんなことを騙されていたかというと、
・給与明細に「積み立て」という項目があり、毎月数万円の「積み立て」をしてくれているという。
→結局、そんなものは存在しなかった。
・2年目からお給料が滞りだした。「分けて支払う」と言われていた。
→後々計算すると「約1年分」のお給料が未払いだった。(が、書面上ではきちんと「もらっている」ことにされていた)
・お客様も、社員も、下請け会社も、一つの整理(連絡すら)もせずに、逃げた。
→私だけでなく、関係各位が騙された。
騙されないために
いま、毎日投稿している『武器・簿記』シリーズ。これは「お金の基礎力」を高めるスキルだ。
「お金に関する知識」「お金を扱うスキル」「お金に対する姿勢」が身につく。まさにお金の「心技体」だ。それは「武器」と言えるだろう。
しかし、「人を傷つけるための武器」ではない。「自分や家族、大切な人を守る武器」だ。
騙されないために・・・とキャッチーに書いたが、騙されないためだけではない。私がもしあの若い頃にこの「お金の武器」を身につけていれば、
社長に対して早くから「ツッコミ」を入れられていたかもしれない。そうすれば、社長はもう少し誠心誠意つくしていたかもしれない。少なくとも「お金全部もって」「給料未払いで」「関係各位に連絡一つせず」「途中の仕事をほったらかして」「夜逃げする」ことにはならなかったかもしれない。
つまり、「騙されないため」だけではなく、誰かが誰かを「騙すことをしない」世の中に一歩近づけるためでもある。
「知っている」というだけで、守れる人が増えるのだ。
あのころの私のような「てきとう人生」を送っているすべての若者に、ぜひともに学んでほしい。ぜひ「武器」を身につけてほしい。
そして、この先、家族を持ち、子供を持った時、「騙すことも、騙されることもない」人生を送ってほしい。
あの頃の私の様に、あなたがいつか、
「貸借対照表」を理解していて、財政状態が分かっていれば・・・。
「損益計算書」を理解していて、経営成績が分かっていれば・・・。
というような「後悔」をしないために。
「絶対に許さない」というエネルギー
わたしはこのように「後悔」をしてきました。しかし、「夜逃げ社長」のことを「許さない!」と怒ってはいません。「1年分のお給料もらってない!」と怒ってはいません。
なぜなら、若い時にしかできない体験(正しくは「若い時にしかしたくない体験」ですね)だったからです。人生、生きていると、いつ、何が起こるかわかりません。あの時もし今のように「妻」がいたら・・・。あの時もし今のように「子ども」がいたら・・・。そう考えると多少なりとも「ゾっ」とします。
しかしあの頃私はがむしゃらに働いていました。仕事が楽しくて、大好きでした。もちろんストレスもありましたし、疲れもしました。徹夜で作業も珍しくはありませんでしたし、正月休みなんて一度もありませんでした。(有給なんて言葉すらまだ知らなかったです)でも、心身ともに元気でした。
そのぶん、「夜逃げ」直後は、大変でした。なにもわからないまま、できうる限りの連絡をし、お客様の会社へ伺い謝罪をしてまわりました。心身ともにボロボロでした。景色がいつもかすんで見えました。「人の心」が分からなくなりました。
しかし、社長には本当にお世話になっていました。かわいがってもらいました。大変な時に励ましてもらいました。無理難題を言うお客様から守ってもらいました。いつも信じて待っていてくれました。だから「怒る」気にはひとつもなれませんでした。
このような状況にいる人に対して、「あなたも怒らないように」とは言えません。絶対に言えません。怒っていいんだと思っています。しかし、「絶対に許さない!!!」というエネルギーはできるだけ早く処理してほしいと思っています。願っています。
自分で自分を痛めつけてしまう前に・・・
なぜなら、「許せない」という思いは人間の心身を蝕む(むしばむ)からです。きっと、体に不調が起こります。ヒトは『ストレス』という精神状態だけで「胃に穴をあけることができてしまう」のです。『病は気から』というのは本当だと思います。「怒る」ことも当然でしょう。しかし、それをずっと持ったまま「許せない」という思いを持ったまま生きていると、損するのは「あなた」なのです。許せない相手が損するのではなく、「許せない」と思っているあなたが損をしてしまうのです。そんなばかばかしいことはありませんよね。
怒っていいんです。ちゃんと怒りを伝えてもいいんです。しかし、「絶対に許さない!!!」というエネルギーはできるだけ早く処理してほしいとです。(ヒロシです…)
あなたの心身の健康を願っています。
私は「お金に関すること」だけではなく、『心理カウンセラー』として、『イメージトレーナー』(イメトレを指導する)として、心身両面からアプローチして、元気で幸せな人生を歩む人が増えていくような表現活動をしていきたいと思っています。
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わたしがこのような思いで表現活動を続けていくための『サポーター』も常時募集してまいります。もし、「私の想い」に共感してくださり、「私の表現活動」に理解、納得、いいね、と感じてくださいましたら、ぜひ「サポートする」をお願いいたします。
(サポートがなくても、続く限りはこのような表現活動は止めませんよ~っ^_^)
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ではみなさま
アッチョンブリケ
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