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Recording with Focusrite - バンドの録音方法

オーディオインターフェースは、バンドのレコーディングで真価を発揮します。バンドの規模、録音したい内容、そして予算の3点を考慮して、インターフェースを選びましょう。

バンドのリハーサルを録音する方法

リハーサルを録音するだけなら、Focusrite Scarlett 2i2などの2チャンネル・インターフェイスを購入し、部屋にマイクを2本ほど立てて録音すれば十分でしょう。これであれば時間もかかりませんし、低コストで簡単に行うことができます。録音プロセスもシンプルなので、演奏パフォーマンスに集中することもできるでしょう。しかし、より多くの機能を備えたインターフェースを選べば、将来的な投資価値を高めることができます。

バンドのマルチトラックレコーディングを行う方法

楽器を個別に録音し、サウンドをより自由にコントロールしたいのであれば、より多くの入力を備えたオーディオインターフェースが必要になります。マルチトラック録音では、ボーカル、楽器、マイクそれぞれに専用の入力が必要になります。例えば、ドラムキットのように1つの楽器に複数のマイクが必要な場合、マイクの数だけインターフェースの入力を使用することになります。ギターやベースをインターフェースに直接つなぐ場合は、楽器のトーンを忠実に録音するために、ハイインピーダンスの楽器入力が必要です。ボーカルギター、ベース、ドラムの3人編成のシンプルなレコーディング・セットアップでも、6つの入力(ボーカル、ギター、ベース、キックドラム、オーバーヘッド左、オーバーヘッド右)が必要となります。こういった場面を念頭に開発されたScarlett 18i20インターフェースは、、多くの入力チャンネルを備え、世界中のバンドに信頼されるオーディオインターフェースです。

バンド演奏のオーバーダビング

オーディオインターフェースの入力チャンネル数が限られている場合でも、古くから多くの録音セッションで活用されてきたオーバーダビングを行えば、しっかりとレコーディングを行うことができます。Focusrite Scarlett 4i4などの2チャンネルの入力を備えたオーディオインターフェースがあれば、まずギターとボーカルのガイド録音を作成し、それに合わせてドラマーがヘッドフォンでプレイしながらトラッキングすることができます。ドラムが録音できたら、ベースを録音し、ギターとボーカルを分離して再度録音して、必要に応じてバッキングボーカルも追加することができます。他の楽器を加えたい場合や、録音の差し替えを行う場合も同じ手順で行えます。これらすべては、シンプルでコストパフォーマンスの高いオーディオインターフェースを使って行えます。

ADAT対応インターフェースで、バンドのレコーディング機能を拡張する

バンドの人数や予算が多い場合は、Scarlett 18i8Scarlett 18i20などのインターフェイスを使用すれば、バンド全体の演奏を録音できる本格的なレコーディング・スタジオを構築することができます。Scarlett 18i8は4系統、Scarlett 18i20は8系統のマイク・プリアンプを搭載していますが、どちらもADAT光入力を備えており、Scarlett OctoPreやScarlett OctoPre Dynamicなどの外部デバイスを使ってさらに8チャンネル分の入力を追加することが可能です。これだけの入力があれば、マルチマイクのドラムキットに加え、多数の楽器、ボーカルマイク、さらにはパーカッションや鍵盤などの音も簡単に録音することができます。

どのようなインターフェイスを選んでも、バンドのためにオーディオインターフェースを1台導入するだけで、さまざまなメリットを手にすることができます。リハーサルやライブ中に思いついたアイディアをその場ですぐに録音しておけば、そのアイディアがバンドの次のヒット曲に繋がるかもしれません。

Recording with Focusrite

プロから愛好家まで、世界中で何百万人もの人々が毎日Focusriteのオーディオインターフェースを使って音楽を制作しています。このシンプルな赤いボディの録音機材は、クリエイターに自分たちの音楽を世界と共有する力を与えてくれます。オーディオインターフェースが技術的に優れていることはとても重要ですが、それよりも大事なことは、機材はあくまでもクリエイター自身を輝かせるためのツールだということです。

どんな楽器を録音するにしても、録音のテクニックには常に大事となる基本原則があります。Focusriteの設計開発チームでは、ユーザーの方々がこれらの原則を守りながら簡単に録音できるレコーディングツールの提供を目標としています。世界中に愛好者のいるFocusrite Scarlett インターフェースは、ユーザーの知識や経験を問わずに、様々な場面で良い音の録音を実現できるよう設計されています。このRecording with Focusriteの記事シリーズでは、具体的な楽器やシーン別の録音方法を入門的に解説しています。これらの記事がユーザーの方々のクリエイティブな旅路のガイドとなり、音楽制作の手助けになることを願っています。

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