30万馬券を外してわかったこと 大金を得るデメリットについて
今日も記事をみつけていただき、ありがとうございます。
飲み屋での雑談をしていたときに、そういえばこういうことがあったなと昔のエピソードを思いついたので、記事として書き起こしてみます。
はじめに
皆さんは、競馬の馬券買ったことありますか??
初心者の方は買い方が複数あってよくわからんという感じだと思います。
自分はフリーターの時期に、馬券での投資を一年間やっていたことがありました。もちろん結果は散々です。その結果から、競馬を投資にするのは自分には向いていないと結論を出して辞めました。
今回、この記事を書き起こした理由は以下です。
万馬券を実際に手にすると、どうなるのか??
年末になると、有馬記念や年末ジャンボ宝くじのように一発逆転だったり、一瞬で億万長者のようなことを夢見る人は多いはずです。
ですが、断言します。
その万馬券や、大当たりは、当たらないほうがいい。
その理由を、自分のエピソードを踏まえてお話しします。
万馬券を取り逃したエピソード
フリーター時代に、仕事の付き合いで競馬をやることになったのですが、
自分が過去に賭けたレースの中で一番考えさせられるレースがありました。
2015年7月に福島競馬場で開催された、七夕賞というレース
自分はこのレースを三連複で賭けることを決めていました。
3連複は馬券の買い方のひとつですが、説明のリンクを以下に載せることにします。
1頭は軸として必ず3着以内に入るだろうという確信があったので、この一頭目は入れて、それ以外の馬を人気10番以内に入っている馬を全部買うという戦略をとっていました。
そのときに、ある先輩から妙なアドバイスをいただきました。
「七夕賞なんだから⑦番の馬は入れておいた方がいいよ。」
ですが、自分はこの⑦番の馬をまったく選択肢にいれていませんでした。
なぜならば、⑦番の馬は16頭中16番人気(最低人気)だったから。
普通、レースで賭ける場合、最低人気の馬が3着以内に来ることはほどんどありません。荒れることはあっても荒れすぎるということはレアなことです。それは絶対にないという確信があったため自分の考えを信じて馬券を購入しました。
しかし、この先輩の意見を無視した結果・・・・・・
レースはなんと3着にこの⑦番の馬が来てしまいました。
当初は、素直に先輩のいうことを聞くべきだったとずっと後悔がありました。ちなみに、配当は100円が30万円になる超万馬券。
人生で取り逃した一番の馬券エピソードになります。
その馬券、本当にとっていたらどうなっていたか??
ですが、このnoteでは万馬券を取り逃したことを言いたいのではありません。
「その万馬券を取っていたら自分はどうなっていたか?」です。
これは、今の立場での結論ですが・・・・・
余計に競馬にハマって散財するきっかけになっていた。
・フリーターで一か月の給料が13~15万
・いきなり2か月分の給料のお金が振り込まれる忘れられない成功体験となる。
・一瞬で大金を得られる。
・ある意味、2か月働かなくてもなんとかなる。
・もっとやったら、この快楽なことがまた起こるかもしれない。
大金が舞い込んだら、以上のことを考えていたと確信しています。
自分の脳みそ自体が確実に狂い始めるきっかけになったはずです。
負け惜しみですが、一時的に得たお金は確かにその一瞬では最高のものです。実際に30万というお金が手に入っていたわけですから。
しかし、競馬では毎回勝てるわけではありません。
勝ち続けるためには一定の負けを経験しないといけないし、やり続ける必要があったと思います。あくまでこれはレアなこと。毎回は絶対に起きません。
もし、この30万円の当たり馬券をとっていたら
「30万円の馬券を取ったエピソードが忘れられずに、負けが膨らんでいても賭け続けている。」
こうなっていた可能性があったのではと、今は冷静に考えます。
万馬券はその時の一時的な結果であって、一時的な優越感を抱かせるための罠なのかもしれない。
宝くじに一等が当たっても、その後よくない運命を進む人が多いのとおなじ原理なのかもしれません。
一時的な結果ではなく、その結果で発生する長期的な副作用にフォーカスしないと、万馬券の本当の怖さはわかりません。
まとめ
馬券を外したエピソードですが、どう感じられましたか??
「先輩のいうことはしっかりと聞くべき」ともとらえられるし、「たれらればの話じゃん!?」とも捉えられますが、これは、今の自分が馬券を買って実際に30万円の馬券をとったとしたら確実にのめりこんでいたと思います。
自分の身の丈以上のお金が舞い込んでくると、人間は必ず思考がおかしくなる。当時の馬券は外れたこと後悔しているが、今は外れてよかったと本気で思える。
ただし、このレースだけをやると決めてやるくらいが本来の競馬の楽しみなので、節度を持ってやるくらいがちょうどよいと考えています。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
ふぉあぐら
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