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U18日清食品トップリーグ2023 開幕節


昨年に続き、今年も開幕しました
「U18日清食品トップリーグ」

リーグ戦文化の導入により、実力が拮抗する相手との
公式戦の試合数が確保された環境下で
競技に取り組むことで、U18世代の
育成・強化・競技環境の充実を目指した大会。

昨年はじまり、今年が2年目となりました。
U18世代、特に高校の部活動においては
これまでインターハイとウインターカップ
トーナメント形式の公式戦のみであり
リーグ戦を通して学ぶもの、感じること
コンディションの整え方や
モチベーションの持っていき方、など
非常に沢山のことを経験する大会だと思います。

昨年も実況を担当させて頂いて
この部分はとても強く感じました。
そして試合に出る機会があまりない選手
下級生が経験を積める場にもなります。

私も携わらせて頂いて2年目。
その意義も感じながらお伝えしていきたいです。


9日(土)、10(日)と
2日間熱戦が繰り広げられました。
開幕節はアダストリアみとアリーナで始まり
11月まで約2ヶ月間、リーグ戦が行われます。



私は9日の女子2試合の試合の
実況を担当させて頂きました。



・大阪薫英vs札幌山の手


インターハイ3位同士の対決となりました。
昨年エースという存在がいた両チーム。
しかしそのなかでもしっかりと
経験を積んできた選手たちが力をつけ
下級生ながら試合に出ていた選手たちが
最上級生となりまたひとつレベルをあげた
様子が印象的でした。
大阪薫英、札幌山の手ともに
昨年から活躍を続ける選手がいるのは
心強い部分だと思います。

大阪薫英の島袋糀選手の安定感が
また一段と増していましたし
木本姉妹もアグレッシブさを発揮していました。
1年生三輪選手の活躍も楽しみです。
札幌山の手は谷口選手、大山選手が
たくましさを発揮していました。
谷口選手はチームを背負っているような気迫も
感じました。
1年生の高橋コンビもまたこのリーグを通して
ぐんぐん成長過程が見られるのではと楽しみです。


・桜花学園vs聖和学園


昨年この大会の初代女王に輝いた桜花
vs
初出場の聖和学園
点差は後半離れましたが、試合のなかで修正する
リーグ戦のなかで整えていくということができるのが
この大会の意義でもあります。
試合終盤には普段出場機会がない
選手もコートに立ちました。
試合でしか得られないものがあります。
その経験や思いを、この2ヶ月間で
どのチームも選手も掴んで欲しい、と
改めて感じました。

桜花学園は田中選手黒川選手の3年生コンビと
下級生とのバランスも非常に良くまだまだ
伸びしろたっぷりのチームだと感じました。
阿部姉妹の公式戦初対決という部分も
大変注目されましたが
両チームファーストポイントをこの2人という
記憶にも残る試合になりました。
聖和学園は阿部選手の奮闘が素晴らしく
こちらも起爆剤となる下級生と
経験のある上級生との化学反応が
リーグを通して起こるのではないかと期待しています。


・放送席


今回はひとり実況でした。
開幕節の実況を担当させて頂き
とても光栄に思います。


・追記


先日、仙台大学附属明成高校の佐藤久夫先生から
バトンを受け取り、選手を引退し
母校のコーチに就任した畠山俊樹コーチは
大学の同期です。
彼は青山学院大学の選手、私は明治大学の主務として
様々な大会で切磋琢磨し対戦してきました。
彼の強気なプレーを見られなくなるのは
寂しく思いましたが、自分の母校の後輩たちを
育てる道へ進むとのことを聞き
インターハイの会場でも会えなかったのですが
今回、やっと会うことができました。

この日がヘッドコーチデビューということで
さらなる躍進を期待したいです。

名将の後を引き継ぎ、引退してすぐにコーチ業と
大変なことの方が多い毎日だと思いますが
誰にでもできることではありません。
選ばれた人にしかできないこと。
チームと共にその軌跡も追っていけたらと
思っています。







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船岡未沙希  MISAKI  FUNAOKA (バスケnote)
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