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#02 38歳からの海外留学 to Fiji-機内での過ごし方と乗り継ぎのリアル

英語力ゼロ、38歳でFijiに短期の語学留学をしたモリです。


今回は2回目の投稿。

日本からパプアニューギニア経由で目的地のフィジーに到着します。…が、パプアニューギニアがあまりに衝撃的だったので、まずは「日本→パプアニューギニア」までのエピソードをご紹介させていただきます。

今後、パプアニューギニアに行く予定があるよ~!
実はフィジー留学が決まってるんです!

または、語学留学しようか迷っているんです。
とか、フィジーにハネムーンで行くんです~♪
なんて方のお役に立てれば嬉しいです。

ちなみに「エピソード01」はこちらです。



成田発 4/5 21:35 ー ポートモレスビー経由 ー フィジー着:4/6 17:05

これは、私がフィジー(Fiji)行ったときの飛行機の時刻。
そう、到着が翌日の夕方になってますよね。
「飛行機に乗ってから20時間もかかるの?!」
って思った方も多いのでは?
そうです。フィジー(Fiji)は南半球なので思ったよりも遠いんです。
「え?でも、オーストラリアに近くって聞いてますけど?」
「オーストラリアまで7時間くらいじゃなかったですか?」
って、そうです。ケアンズまで、約7.5時間、パースやメルボルンへは約10.5時間です。

このフライトの20時間というのは、私が節約のために「時間はあるので、なるべく安い便でお願いします。」と留学手配の代理店さまにお伝えしたから、代理店様が最善を尽くして最安値の旅を手配してくれた結果です(笑)。

【留学前の豆知識】
代理店さまが手配してくれること
留学するとき代理店を使うと「学校の手配だけではなく」、「留学中の滞在先」や「往復の航空券」も手配してくれます。
親切な代理店担当者に当たると、前乗りして乗り継ぎ(トランスポーテーション)先でも観光できるように1泊手配してくれたりもします。


まずは、福島から成田へ

さて、私はド田舎の福島県に住んでいたので、『成田発 4/5 21:35』の飛行機に乗るために、福島を4/5 8:40には出発します。 成田には12:50頃到着予定。
飛行機に20時間乗る前に、しっかり6時間高速バスの旅を楽しんでからの搭乗です! 合計で26時間 1日以上かかってた(笑)。

※現在も、成田からフィジー(Fiji)までの直行便は無さそう。
少なくとも1回or2回は乗り継ぎが必要になりそうです。
※福島から成田にはバス以外にも新幹線とバスを乗り継いで行く短時間コースもあります。

朝8:00に福島を離れた私は、13:00頃には成田に。
しかし、夜21:35の飛行機の搭乗手続きは、2~3時間前にならないと始まらないので、大きなキャリーケースをカラカラしながら空港内をブラブラしていました。

これから「しばらく食べられなくなるだろう」と、しみじみお寿司を味わって、それからお土産屋さんを見て・・・。

しばらく食べられなくなるだろうお寿司

語学留学中は、フィジー在住のインド人のお宅(※)にホームステイさせていただくことになっていたので、お店をブラブラしながらホームステイ先へのお土産を”さらに”探してました。
「さらに」というのは、荷造りする前にもすでに2万円分くらいのお土産を用意していたのです。

というのも、代理店の担当者に「フィジーは家族が多くて、親戚にもばら蒔き(おすそ分け)する文化があるのでお土産は多めに用意して欲しい」と言われていたからです。

しかし、時間を持て余していた私はさらに「渋谷」と書いてあるTシャツを買ったり、日本画っぽい手ぬぐいを買ったりしてました。

そして、搭乗時間が近づく頃には、成田空港でしっかりシャワーを浴び、ジャージに着替えて、しかも素っぴんで、寝る準備万端で搭乗しました。

まだ成田空港は日本なので、搭乗時のアナウンスも日本語。「搭乗券見せてください」も日本語。※搭乗券:boarding pass

【留学前の豆知識】
※フィジー在住のインド人のお宅
フィジーは移民国家なので、国民の約1/2がインド人(英国植民地時代に移住してきたインド系住民)
民族の構成比:フィジー系(57%)、インド系(38%)、その他(5%)
※言語:英語(公用語)の他、フィジー語、ヒンディー語を使用

【留学前の豆知識】
※語学留学中の滞在先について
私の依頼した代理店では2つの滞在先が選べました。
①ホームステイ(フィジー人宅/インド人宅)
②学校の寮(個室/4人部屋)
※寮の方が経費は節約できます。
代理店や学校によっては、③ホテル を選べることもあるようです。
お値段は張ると思いますが、日本と同じ生活レベルを維持したい方やプライベートを確保したい方にはお勧めです。

ちなみに、私がホームスティを選んだ理由は、自分以外の家族と生活するなんて”結婚する”以外で経験できなそう。という理由と、もう1つが、アナ―ザースカイみたいに外国に”家族”って呼べる場所ができるなんて素敵だな~って思ったからです。
あと、滞在中に「朝ごはん」と「夜ごはん」が出てくるなんて、1人暮らしをしていた私には最高です★


ようやく日本を離れ、飛行機は真っ暗な空の海を南へ南へ

夜のフライト

成田から約9時間後、乗り継ぎ先のパプアニューギニアに到着。
ここの9時間は、実はあっという間です!
なぜ「あっという間」だったか・・・

映画を見ていたから? ―いいえ。
すぐ寝ちゃったから? ―確かにそれも、あります。

だけど1番の理由は、すっごく空いているからなんです‼
4月は、7~9月のハイシーズンではないこともあるのですが、機内の搭乗客はパラパラで、3人席にほとんど1人しか乗っていなかったんです。
時々2人で乗っているお客様もいましたが…多分、お連れ様なんだと思います。

3人席に1人という、超ラッキーだった私は3人席を全て自分の席として使用させていただきました♪
電車やバスと違って、途中から乗ってくる人がいないから、遠慮なくね。
マナー違反だったらごめんなさい。

3列シート

【留学前の豆知識】
※機内用枕 ネックピロー
長距離フライトでのマストアイテムに枕があると思います。
首に巻きつけて後ろがふっくらしているタイプの枕が一般的だと思いますが、私のイチオシは顔側にしっかり支えがあるタイプです。
理由は、椅子の上での睡眠なので、どうしても首が前に落ちて、その拍子で起きてしまうことがあります。
すると、ずっと浅い眠りでぐっすり眠れないし、むくみの原因にもなるので、深い眠りを確保したい方は「前(顔)側が安定している枕」をお勧めします。

お勧めの機内用枕 ネックピロー
こーゆーの、最高です。

AM3:40 パプアニューギニア到着

まだ眠い。
ぼけ~っとしながら、イミグラントゲートに向かう。

乗り継ぎの飛行機が来るまでポートモレスビー空港のロビーで待機することに・・・。

しかし、ここからが地獄の始まりだった!

4月初旬。日本は初春。
東京なら桜が終わる頃なのかもしれませんが、福島は東北なので桜が咲き始める頃。そして、時には名残雪が積もることもある、そんな季節です。

しかし、南半球のパプアニューギニアは日本は真逆の季節!
そう、まだ夏なんです!
5月~11月の平均最高気温は29度〜32度、平均最低気温は21度〜23度。

福島の冬の終わりから、急に夏になった!!
暑い。とにかく蒸し暑い!!
体がまだ冬から春にも慣れていなかったのに、急に夏を感じて、汗が出るわ出るわ。

とにかく蒸し暑い空港

え?空港なのになんで汗だくなの?

ですよね~!そこに気が付かれた方は、流石です。
成田とか有名な国際空港をご利用されている方は、ロビーや搭乗ゲートだけじゃなく、ショップやレストラン、展望デッキなど充実した設備を想像しますよね?

ポートモレスビーには、そんなのありません。
プラスチックの連結椅子が並んでいて、トイレがあって、ドリンクの販売カートがある。以上。

あとは、な~んにもありません。
ついでに、エアコンも付いてません。(7年前)

ロビーのベンチで寝転がりながら、だんだん開けていく窓の外を見ていると・・・

ポートモレスビー空港から

そこから見える景色は、ただひたすらにジャングル!! 以上。

こんなイメージのジャングル

パプアニューギニアといえば、「南国少年パプワくん」というアニメが昔あったのを覚えているでしょうか?
「ウンババ、ウバウバ!!」という謎の言葉しか思い出せないけど・・・。
ロビーからの景色を見ながら頭の中をパプアくんが裸で「ウンババ、ウバウバ!!」を言いながら通り過ぎていきました。

ニューギニア島の中央部は3000メートルから4500メートル級のビスマーク山脈およびオーエンスタンレー山脈となっている。最高峰はウィルヘルム山(標高4,509m)。赤道に近いが降雪がある。高山部分以外は熱帯雨林に覆われており、セピク川とフライ川を囲んで湿地が広がる

参照:ウィキペディア

というように、島/国のほとんどが熱帯雨林
到着が朝5:00頃だったのに、空港内はすでに蒸し暑い
日が昇っていくから、さらに気温がどんどん上がって、汗だくです
まるで、サウナにいるみたいな気分

あついよ~!

正直、パプアくんしか知らないパプアニューギニアだったので「ソロモン諸島だ!」「一生に一度は行ってみたいソロモン王国!」なんて、浮かれていました(苦笑)
実際にパプアニューギニアへ観光で訪れてみれば、海がキレイで火山もあって素敵なところなのかもしれません。

しかし‼ 離陸の8:55が待ちきれない‼

そんな地獄のサウナ約5時間を耐えて、ようやく搭乗の飛行機が到着。

8:41分 FIJI行きの飛行機へ搭乗

しかも、機内はエアコンがついていた♥
ほっと一息ついて、さぁ目的地のフィジー(Fiji)へ

さよならパプアニューギニア

次回へ続く


【おまけ】
ちなみに、ニューギニア航空の機内食はこんな感じでした。

機内食 9:30 ニューギニア航空
機内食 12:05 ニューギニア航空

私の乗ったニューギニア航空のCAさんは、全員が現地の方。
(だから、ここからの会話は完全に英語です。)
国籍はわかりませんが、南国のお肌の色とハッキリした顔立ちの女性の方々でした。日本と違って、ふくよかな方も何人かいて「おぉ~!」ってなりました。みんな笑顔が素敵で、挨拶もハキハキされてました。

ニューギニア航空 https://www.travel.co.jp/guide/article/33588/

【知っておくと安心な英語】
transfer passenger(乗り継ぎ客)
connecting flight(接続便)
the departure time(出発時刻)
boarding time(搭乗開始)
boarding pass(搭乗券)
トイレの表示:vacant(空いている)、occupied(入っている)

では、次回は いよいよフィジー(Fiji)に到着?!すると思います。
ここまで読んでくださった方に感謝です!

「エピソード01」はこちら





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