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ルームシェア
私のマンションに住んでおり、部屋が2部屋余っている状態だ。昔は両親と住んでいたのだが、両親は実家へ戻った為、私が今は一人で住んでいる状況だ、一人になった事で使えるスペースが多く、持て余している状況である。
そしてリビングの方が過ごしやすい事、クローゼットが広い事でクローゼットをスタジオに改装してそこで作業をする事が多いので、余った部屋を使わずにいる。というより、ほぼ倉庫になっている。
私は基本的に昼から夜に活動をするタイプの人なので、朝起きない人にとって、寝室は住人や営業の人が歩く音が気になってしまう。というか、訪問してくるのでそれが嫌になり、寝室に私が居る状況を減らしたいと思ったらリビングを中心に生活をする事となった。
はっきり言うと勿体ない過ごし方ではあるのだが、ルームシェアをやるきっかけになったのは他にもある。
フリーランスになってから、人と接する頻度が極端に減ってしまった。つまり、喋る機会というのが減ってしまい、それが思っている以上に私には辛かった。
7年以上接客の仕事をやっていた頃はストレスから解放されて心機一転で過ごしていたのだが、そもそもストレスの原因は会社の体質や、組まされるスタッフに対してであり、仕事内容自体が嫌いな訳ではなかった。というより、寧ろ接客は私には向いている方の仕事だと認識した。業務内容はともかくとして、お客様と接するのが楽しかった。それが今では無くなってしまい、ビジネス接客だと思っていたのだが、何だかんだビジネス上でも人と接する事で私は精神面をだいぶ助けてもらっていた事に気づいた。
私のラジオ番組ではちらっと話したのだが、中学の頃の同期とルームシェアをする事となった。というより、ルームシェアを提案した。
とはいえ、相手にとっては2拠点生活の拠点地のような形なので、実際には恐らく毎日居る訳ではないだろう。
それでも家に人を招き入れる準備をしておく事は必要だと思っていた。
私は長い間一人暮らしをしているし、仕事もずっと家で行うことは無かった。だからこそ、はっきり言うと部屋がかなり散らかっていたし、今でも散らかっている。部屋の整理をしていると昔の仕事の書類が出てくるだけでなく、学生の頃のノートやレジュメなど、今となってはどう考えても使う事のないゴミだ。今でも通じるノウハウがそこにはあるかもしれないが、読み返していない時点でゴミだ。何より私が学生だった頃なんて、もう十何年も前の話だ。情報の鮮度は落ちまくっているので、どのみち使う事は難しい。
幾ら掃除嫌いな私でも、ここまで散らかっていると流石に精神的にダメだという事は分かる。
今回のルームシェアは私の生活を見直すいいきっかけになるかもしれない。人を招き入れる事が出来ないぐらい、今まで仕事に疲れて、掃除嫌いも相まってここまで散らかしてしまったのだから、友達が泊まりたいと言ったら泊まれるように、最低でもこちらが暇な時に相手から突発的に家に行きたいと言われてもすぐ招き入れる事が出来る程度には環境を維持したい。とまあ、掃除が終わってからの話だが。