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QR

 今の時代はキャッシュレスだとかでクレジットカードだけではなく、交通系のカードやスマートフォンで決済が出来る電子決済が流行っているようである。特に若い世代では8割ぐらいが電子決済を利用しているとか。。

 私が学生だった事は、SUICAがやっと登場した頃で、当時は新しいもの好きという事もあって、すぐにSUICAを持ち始めた。しかし、その頃は正直電車でしか使わないアイテムだったので、今のように色々な所で使うような事は少なかった。これが携帯でタッチして使えたらいいなとか思っていたら、スタンダードになった頃にはもう興味が無くなっており、普通にカードでタッチしたらいいやという気分になっている。

 一方でQR決済というのも良く分かっていない。ポイ活をしたいと思わない事もあって、QR決済を使う時というのは携帯を使って溜まったポイントによるキャッシュバックを受けた時にだけ使うような、そんな時だけである。

 先日auPAYにキャッシュバックが発生したので、それで買い物をすることにしたのである。これが私のイライラを募らせる要因になるとは。

 電子決済が使えるようになると同時に、レジもセルフレジとかいうものが増えだしている。これ労働でしょ?っていう考えが未だに拭えない。というか、そもそも労働なのでやはり自分でやりたいと思えないのである。昨今の問題に関しては書き始めるときりがないのでここでは書かないが、正直言うほどのメリットは無いと思っている。

 QR決済を使いたくて今回はセルフレジを使ったのだが、そこでイライラする事が発生してしまった。

 いざ清算画面になった時に、バーコードをスキャンしてくださいと表示が出たので、アプリのバーコードを表示させてスキャナーでスキャンを行うも、何度やってもスキャニングが出来ない。画面も明るいのに全く反応しないのである。

 もしかして?と思い、QRコードの画面にして、スキャナーではなくQRタッチの所にかざしたら清算が完了した。

 はい、ここがイラっとポイントです。これですこれ。これが非常に腹立たしいのである。こういうミスリードを誘発するこの仕様に対して非常に頭に来ているのである。

 アナウンス画面に「バーコード」って書いてあったら普通バーコードの画面を出すだろ?しかもご丁寧にスキャナーとバーコードの画像まで表示させてタッチするように指示を書いていたら普通その通りにやるだろう?そしたら実際に必要な作業はQRコードでQRの読み取り口へタッチという仕様。じゃあそう書けよとなってしまったのである。

 昨今の技術について行けないのは情弱とか言われるかもしれないのだが、ミスリードを誘われればそりゃ出来ないだろうがと。

 こういうのがお店ごとにいちいち発生するのがストレスで、QRを介した動作の必要なサービスというものを受けたくないのである。

 以前にもQRオーダー方式のお店でイラっとする事があって、QRオーダーのお店は利用するのを辞めたのだが、まさか自発的に使おうとしているサービスでこういう状況になろうとは思わなかった。

 やはり昨今はキャッシュレスだか何だか知らないけれど、自発的に使いたいと思うものに関して新しい物を使ったり知識を付けたりする事はまあ許す。だが、その店舗のみのシステムでいちいち操作方法を覚えなければならないようなサービス、増してミスリードを誘う表記を行うデバイスなんて導入するのやめろと感じている。

 しかし、これも人材不足もそうだし、お客の苦情によって人材不足を起こしてしまい、労働者も寄り付かなくなってしまったサービスの結末だと思うと、非常に悲しい気持ちになるね。

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