こんなもんちゃう?むしろ上出来ちゃう!
今朝、とあるワイドショーを見ていた。そこで取り上げられていたテーマ。それが「教育虐待」。母親が娘を医者にしたいという強い思いが募るあまり、娘を拘束し、その生活に限界を感じた娘が母親を殺害する、という何ともいたたまれない悲しい事件があったそうだ。
ここで私が思うこと。それが「こんなもんちゃう?むしろ上出来ちゃう!?」の線引きが大事ということ。
これは紛れもない、メッセンジャーあいはら師匠のお言葉である。
無いものを数え出したらキリがない。自分を苦しめることになる。ある程度のところまでいけば、「こんなもんちゃう?」と自分の中で腑に落とす。この考え方は生きていく中で、心を楽にしてくれる。肩の力を落とさせてくれる。
例えば、今回のケースでお母さんが「こんなもんちゃう?むしろよくやってくれたよ!上出来よ!ここまでできた娘を育てた私も母親として上出来ちゃう!?」と思うことができていれば、「医者になる」こととはまた別の幸せがあったはずだ。
これは何も他人事ではない。もっと小さなレベルで私たちの周りにも、無数に飛んでいる花粉のように存在している。例えば「何であいつは恋人がおって自分にはおらんねん!」とか、「何であいつは内定取れて私は取れへんねん!」とか、「何であいつには能力があって自分にはないねん!」とか、、、
生きている上で誰しもが考えることだろう。いや、こう考えることが人間の本質なのかもしれない。
だから、自分の中で腑に落とす。「こんなもんちゃう?上出来ちゃう!?」は、人生を豊かに、人生を楽しくするカギを握っているのかもしれない。
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