いきり税
本日放送されたMBSラジオ「それゆけメッセンジャー」で話題に上がった「いきり税」。
ガソリン価格が過去に類を見ない高騰を続ける中、大量のガソリンを消費するジェットスキーの話になり、「いきり税」の話が出た。
たしかに、いきっている人から「いきり税」を徴収すれば、消費税を超える税収が見込まれるかもしれない。
番組でも話題に上がったジェットスキーの類で言うと、やたらとエンジンを吹かしているバイクや車。
イヤフォンすらかき消してしまうほどブンブンブンブン吹かしている車やバイクを、1日片手じゃ収まらないほど見かける。
自分の横を通り過ぎた時には、ジェットコースターが通ったのかと思うほどうるさい。
そして、決まって後ろや助手席には彼女と思しき女性を乗せている。
時に、その音の主が、ありふれたか細い単車や軽自動車の時がある。
人間言うならば、杖をついたヨボヨボのお爺さんが大声でラップを歌いながら歩いているようなものだろう。
エンジンを吹かす音も、黒光りしたハーレーやオープンカーならまだ分からなくもない。
ラップも、ストレートキャップに派手な色の服をダボつかせて首周りをジャラジャラさせているチャラい兄ちゃんならイメージ通り。
想像外の音の主には、「誰が鳴らしとんねん!」と心の中でツッコまずにはいられない。
とにもかくにも、「殿のおな~り~」の如く、「俺のお通りだ~い」と言わんばかりにブンブン吹かすバイクや車は「いきり税」の超対象だ。
そして、むやみやたらにBarに行こうとする若者。
彼ら彼女らも「いきり税」の対象にしてほしい。
そもそも、20やそこらでBarのたしなみが分かるのか。決して分からないだろう。分かるはずもない。
Barとは、上質で品があり、それでいて冗談が分かる‘‘粋な大人の社交場‘‘だ。
そこに、昨日今日お酒を覚えたばかりの右も左も分からないような若僧がマッチするはずがない。
よく、知った顔で知った口で「Barとは」と頼んでもいないのに語る人がいるが、そんな人は本当のBarを享受していない。
Barに行く自分に酔いしれているだけ。「Barに通っている」というカーディガンに身を包み、モテようとしているだけだ。
そんな者は、間髪入れず「いきり税」徴収。
と、対象者を炙り出したらキリがない。
それほどまでに「いきり税」は効果てきめんだろう。これを導入することで世の中から鼻に着くイキリを減らせるかもしれない。
っと、ならば‘‘いきり万太郎時代‘‘の浦川さんはいくら徴収されたのだろうか。
もし、「いきり税委員会」が設置されれば、きっと浦川さんは自ら委員長に名乗りを上げるだろう。それに、浦川さん以上に適任な人などいるはずもない。
今後、いきりを目の当たりにし腹が立った時には、心の中で「いきり税」を徴収し、留飲を下げよう。