FMKKの雑記帳

いわゆる「マルチポテンシャライト(=複数の潜在能力を持つ人)」です。 既成概念から一番とおい場所で暮らしています。

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最近の記事

京急の列車が踏切までに止まれなかった理由

2019年9月5日、京浜急行電鉄の神奈川新町駅の横浜側に隣接する踏切「神奈川新町1号踏切」で、大型トラックと下り列車(快特)の衝突事故が発生しました。 この事故では、トラックの運転手1名が死亡し、乗客30名以上が重軽傷を負う大事故になってしまいました。 しかし、この事故にはいくつか疑問が残ります。この事故は「起こるはずがなかったもの」だからです。 踏切手前で停止できる条件は揃っていた既に、報道等で ・遅くとも踏切遮断完了時には、トラックが踏切を支障していた ・たまたま現場

    • 単独犯によるテロ事件を防ぐために -孤立した人々に必要な社会支援とは-

      社会から孤立した人々とは、できれば関わり合いを持ちたくない――。普通に暮らす人々にとって、これはごく自然な当たり前の感情だと思います。むしろ、無条件で積極的に関わりたいと思う人の方が少数派ではないでしょうか。 「社会から孤立した人々」と「単独犯によるテロ事件」。何がどう関連し、なぜ社会支援が必要なのか――。このnoteを読めば、その答えが分かります。 京都アニメーションへの放火事件、死者33名昨日午前、数々のアニメ作品を生み出してきた京都アニメーション(本社:京都府)のス

      • 日産e-POWERの限界(連続上り急勾配)

        販売戦略上は「電気自動車の新しいカタチ」と銘打ってはいるものの、実質的には純粋なシリーズハイブリッドに過ぎない日産e-POWER。 シリーズハイブリッドとは、エンジンが発電専用でモーターが全ての駆動を担うことが特徴です。電気自動車のバッテリーの一部をエンジン発電機に置き換えたものとも捉えることもできます。このe-POWERはノート(コンパクトカー)とセレナ(ミニバン)に搭載されていますが、両者とも発電用のエンジン排気量は1.2Lで、特に車重の大きなセレナe-POWERはパワー

        • 軽自動車の危険性と自動車の衝突試験

          最終更新日:2019/2/2 日本の国産乗用車の安全性評価は、普通・軽の区分によらず、独立行政法人自動車事故対策機構(NASVA)の定める自動車アセスメント(JNCAP)と称される衝突試験により5段階にランク分けされています。 自動車メーカーのHPにアクセスすると、普通自動車・軽自動車によらずたいていの車種詳細ページには、安全性能の高さを謳ったページや項目があります。その車種を安全だと言える根拠として、いまや必須装備と化した衝突被害軽減ブレーキ類の性能の他、衝突試験の結果