見出し画像

#58 アメリカ人夫と初めて寿司を食べた時の話

こんにちは、上海在住のKumaです。

10日間の旧正月連休明け、ちゃんと働けるかな..なんて心配していたけれど悲しいかな社会人何年もやっていると身体がちゃんと仕事モードになってくれるので慣れってすごい。

そんな仕事始め初日、アメリカ人夫が「今夜はSushiを食べにいこう!」と言い出した。

確かに、最近寿司食べてないし頑張った初日にそんなご褒美があってもいいよなと私も大賛成したのである。

どうやら先日の東京出張でくら寿司の"びっくらポン"にハマったご様子の夫。ありがたいことに上海にもくら寿司があるのでそこに一緒に行くことにした。

「あと2皿でびっくらぽん回せるから!」と一生懸命枚数を数えながら食べる夫。くら寿司の思う壺である。

小学生の子供を連れている母親のような気持ちで私も久しぶりの寿司を楽しんだ。

思えば夫と付き合い始めた時、彼は寿司を食べたことがなかった。

アメリカ人夫を連れて初めての寿司デート

"アメリカ人"と一括りに言っても、様々な食生活のご家庭があると思う。寿司を好き好んで食べる方もいるであろう。

夫の家族はというと、ステーキ!パン!ピザ!チキン!ハンバーグ!タコス!と言った感じで、生魚とは無縁の食生活をメインとしている家庭だ。

そんな夫も、やはり彼女が日本人=Sushiとなったようで、寿司に興味が湧いたらしく「寿司デートに連れてってよ」とお願いされた。

生魚を食べたことのない人間を連れて行って大丈夫なんだろうか...そもそも楽しんでもらえるのだろか。
と恐る恐る連れて行ったのが懐かしい。

翌日。

仕事から帰ってきた夫に、お腹は大丈夫だったか聞いてみた。

「Oh god, トイレから1日離れられなかったよ」

とそれはもうすごくげっそりしていた。

身体を張って私を喜ばせようとしてくれたのは嬉しいけど、無理するのはやめようね。となったのだが、やはり居酒屋などで刺身を食べたりと少しずつ彼の身体も耐性がついてきたのか、最近ではマグロやサーモンは楽しんで食べられるようになった。

それでもやはり夫が好きなのは、「炙りチーズポーク寿司」や「ハンバーグ寿司」などの肉のお寿司。バラエティ豊かなメニューを揃えてくれているくら寿司には感謝しかない。

食べ物の伸び代がすごい夫

そんな夫を見ていると、「この人食べ物ののびしろがすごいな」と思う。

幸せなことに、食文化豊かな日本で育った私は結構色んなものを既に食べていて、自分の好き嫌いを把握している。(中国でまた新たな食文化に出会えたけれど)

アメリカで一定のジャンルの食べ物しか食べてこなかった夫は、アジアに飛び出してきたことで未知なる食の世界に足を踏み入れたのである。

これは食べないかな?と思ったものでも、トライしてみると美味しい、いける、と食べる。

私が在宅の時は同じメニューをお昼ご飯に食べる機会も増えたりして、数年前のことを思うとすごい食の幅の広がりようだ。

この男の伸び代はどこまであるのか、料理のレパートリーの幅を広げたいと思うのである。

もちろん納豆はNG...

最後までお読み下さりありがとうございました♪

関連記事はこちら↓

いいなと思ったら応援しよう!