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#46 リビング醤油まみれ事件

こんにちは、上海在住のKumaです。

昨日は朝から災難だった。

会社の近くに外食のレパートリーが少ないこと、節約と健康の為、私はできるだけお弁当を作るようにしている。(麺大好きな私は、毎食外食にすると結局麺ばかり食べてしまうのだ)

朝の寝ぼけた頭の状態で、前日に作り置きしておいた肉料理のタッパーの蓋を取るのを忘れたまま電子レンジで暖めてしまった。何が起こるかというと、蓋がきゅうううーっとタッパーに食い込んで蓋が開けられなくなるのだ。

大切な1品を失い絶望した。肉料理のないお弁当なんて何の楽しみもない。幸い急遽コストコで買っておいた冷凍の唐揚げがあったので、代打で唐揚げ達を入れた。

次の惨事はすぐに起きた。

我が家には冷蔵庫の隣にスライド式で引き出せる5段ほどのキャビネット(?)を置いており、そこに調味料や食料のストックを保管している。

下から2段目の引き出しにコーヒー豆をしまった瞬間、その下の段のオリーブオイルの瓶が引っかかって倒れた。そのままその瓶がスライドしてその後ろの醤油の瓶にクリーンヒット。醤油の瓶が割れたのだ。

すぐに私はそれに気が付かず、なんだかすごく綺麗な流水音がするな〜と思ってふとその音の発信源を辿ると床から茶色い液体がじわじわ広がっているではないか。

時すでに遅し。醤油は1滴のこらず床に流れ落ち、ネコが驚きながら醤油の海に向かってシャーーっと威嚇をしている始末。

そう言う時の私は、"あぁ、もう今日は何をやってもダメな日なのかもしれない"と真っ先に考えてしまう。

1日の初めに立て続けにこんな惨事が起こるんだから、きっと今日はそんな日なんだ。

朝の限られた時間の中、必死に醤油の海になった床を拭きながら心が折れかけた私は夫にそう呟いた。

アメリカ人夫は超ポジティブ男である。

そんな彼が私に放った一言は、
「hahaha 悪い事全部朝に終わってよかったじゃん」

夫の言葉で少し心が軽くなった。

褒め上手なアメリカ人

夫だけでなく、夫の家族も超ポジティブである。ポジティブというか、褒め上手だなぁと思う。

例えば会って1番初めの挨拶が、「今日の髪型素敵!」とか、「その服私好き」とか。良いところを見つけるのがとっても上手。

夫が前職で在宅をしている時に会議中の会話を盗み聞きしていたのだが、自分が答えられない質問をされた時に「oh that’s a good question!」という。

答えられないことを詫びるのではなく、そんな鋭い質問してきて素晴らしいと相手をまず褒めるのである。なんという思考の転換なのだろう。

物事の良いところを見つける、私もどんどん真似をしていこう。

苦労して準備した唐揚げ弁当はとてもおいしかった。夫の言う通り、昨日は何事もなく無事に1日が終わった。(家に帰ったら醤油の匂いが充満していて朝の惨事をまた思い出した。)

こんな小籠包ランチをすることもある。

最後までお読みくださりありがとうございます♪

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