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今の高校3年生に伝えたい事

こんばんは! NARUM!です。

本日、夏の甲子園大会の中止が発表されましたね。
これでほとんどの高校全国大会は開催されないという事になるのではと思います。そんな今の状況に思う事、高3生に伝えたい事をお話ししていこうと思います。
この記事が伝わるかは分かりませんが、皆さんに読んでいただけると嬉しいです。


周りがどうこう言えない

このような事態はほとんどの方が経験していない非常事態でしょう。
甲子園で言うと1941年以来3度目という出来事だそうです。第二次世界大戦時と同じような対応を取られているくらい、日本含む世界中が大きな問題として捉えているという事が分かります。

甲子園中止決定の記事
https://mainichi.jp/koshien/articles/20200520/k00/00m/050/142000c 

この事態に世間では同情や判断に賛否の声などがあげられています。中には「次のステップへの原動力にしてほしい」という励ましの意見も見られました。これについて僕の正直に思っている事を話します。


今そんな酷な事よく言えるな


もちろん、こういう意見の人を責め立てたい訳ではありません。前向きになって欲しいという良心なのもわかります。

ただこの未曾有の事態とはいえ、高校生活の集大成の場であり目標にしてきたものがいきなり奪われ途方に暮れる高3生にそれはさすがに無神経なのではないかと思ってしまいます。


僕がもし同じ立場であれば、何をする気力も出ないだろうし絶望してしまうと思います。いや、そんな言葉ではもしかしたら表せないでしょう。

全国大会、またその先のプロ選手への道を本気で目指している選手は大目標や大きなアピールの場が失われて僕の想像をはるかに超える絶望感だと思います。

そんな時に前向きになれ、これを糧に頑張れ、というのは無責任な印象を個人的に受けてしまいます。
そういう選手任せではなく大人のケアが必要なのではと思っています。


大人・世間に思う事

世間では大きな注目を集めていますが、これに関して本気で考えていたり取り組んでいる大人がどれだけいるでしょうか。

もちろん皆さん自分の生活がありますし、ずっと考える事は難しいと思います。連盟などのこういった判断を下した方々も僕たちが何倍も考えてきたとは思います。


とはいえ本音は中止という判断をする事は簡単だと思っています。
中止にするという判断を取っても仕方ないと思いますし、間違ってはいないと思います。

しかしこういった状況とはいえ、選手にとって絶望的な選択を取った事は事実です。
選手も100%納得する事は出来ないと思いますが何とか折り合いをつけていく事になるでしょう。

それを少しでもサポートするのは代替策の実施は必至でしょう。
今後、様々な連盟や協会からこうした代替案が出てくることを願っています。これが大人のできる選手に対してのケアだと思っています。

代替策の実施には学校はじめ様々なものとの掛け合いは大きいし、負担が大きくなったり高3生から下の世代に影響が出たりはするでしょう。
そういった所を考え抜き結論を出すのは難しいことなのは分かっています。


しかしこのような未曾有の事態です。
苦しい思いをしている選手の為に最大限のケアをするという姿勢が大人に出来る最大限の事だと思っています。
そのためにこの1~2年は例年以上に本気で考え、動く事は当然の事となるのかなと思います。


とはいえ、全てを協会、連盟に任せっきりにするのではなく僕たちも考え、意見を発信することもいいのではないかと思います。
僕も考えた意見を今後、様々な媒体で発信していこうと思います(もちろんnoteでも発信していきます)。


こういった姿勢が少しでも選手の救いになればいいと思っています。

高校生に伝えたい事

この節を設けるか正直迷いました。
先ほど話したように僕が全くの経験した事のない事態で選手たちに偉そうなアドバイスはできないと思ったからです。

なのでこれをもし読んでくれている高校生が「そんなのアドバイスいらない」と思ったとしたら記事を飛ばしていただいていいと思っています。

それでもいつか読んでみようという気持ちが少しでも湧いたら読んでみてほしいと思います。


今、高校生に伝えたい事は一つだけです。


出来る事なら競技を続けてください


僕は高校時代に打ち込んでいた高校野球が当時は人生の全てくらいの勢いで思っていましたし、そういう高校生は多いのではないかと思います。
そんな方たちは現在の状況は絶望でしかないと思います。

しかし人生は長いです。これから色々な道に進む中で、新たな人脈や経験を作っていくと思います。


その新たな経験や人脈を作る軸の一つに現在打ち込んでいる競技の継続を入れ込むことで確実に無駄ではないと実感できると思っています。
僕自身も高校野球を終えてから、大学入学後も草野球という形で現在まで続けています。
草野球でも多くの人脈を作れたし、貴重な経験もできました。一生関係が続くと思える友人とも出会えました。


もちろん、皆さんの中には様々な事情で続けられない方もいるでしょう。そういった方に無理に続けろとは言えません。

しかしなるべくなら今の競技を続けてほしいと願っています。どんな形でもいいと思います。
アマチュアで続けるのもいいですし(僕がそうです)、観戦という形でもいいと思います。その競技に携わり続ける事で今までやってきたことや今感じている思いは無駄にならないと思っています。

いつか前を向こうと思った時が来たら参考にしてみてください!
※埼玉県の草野球チームなら紹介出来るので興味ある方いれば声かけてください!


いかがだったでしょうか。少々荒い発言もありましたが色々な人に届けばいいなと思います。

それではまた次の記事で!