グラップラー刃牙 バキ最強烈伝【PS2 全タイトルレビュー】#65

  • 発売日: 2000年8月24日

  • ジャンル: 格闘アクションゲーム

  • 発売機種: PlayStation

  • 開発元: ベック

  • 発売元: トミー

ストーリー

『グラップラー刃牙 バキ最強烈伝』は、板垣恵介による人気漫画「グラップラー刃牙」を原作とした格闘アクションゲームです。プレイヤーは、主人公である範馬刃牙(はんま ばき)を操作し、様々な強敵と戦いながら、最強を目指します。ゲームは原作のストーリーを基に展開され、各キャラクターとのバトルを通じて、原作の名シーンを再現しています。

主なキャラクター

  • 範馬 刃牙(はんま ばき): 主人公で、最強の格闘家を目指す青年。父親である範馬勇次郎を超えるため、様々な戦いに挑みます。

  • 範馬 勇次郎(はんま ゆうじろう): 刃牙の父親で、地上最強の生物と呼ばれる男。彼との対決が刃牙の最終目標です。

  • 花山 薫(はなやま かおる): 極道の若頭で、圧倒的な怪力を持つ。素手でコンクリートを砕くほどのパワーが特徴。

  • 愚地 独歩(おろち どっぽ): 空手の達人で、空手道場を経営している武道家。己の拳で道を切り開く信念を持つ。

特徴

  • 漫画の世界観を忠実に再現: 原作「グラップラー刃牙」の世界観やストーリーを忠実に再現しており、ファンにとっては見逃せないシーンが多数登場します。キャラクターの必殺技や、特有の戦闘スタイルがそのままゲームに取り入れられています。

  • 多彩なプレイモード: ストーリーモード、対戦モード、トレーニングモードなど、複数のプレイモードが用意されています。これにより、原作ファンだけでなく、格闘ゲームファンも楽しめる内容になっています。

  • 必殺技の演出: 各キャラクターが持つ必殺技や特技が、派手な演出で再現されており、迫力あるバトルを楽しむことができます。

良い点

  • 原作ファン向けの内容: 漫画「グラップラー刃牙」のファンにとっては、馴染みのキャラクターや技が多数登場し、原作の魅力を十分に楽しむことができます。

  • 多様なキャラクター: 各キャラクターの特性や戦闘スタイルがしっかりと再現されており、キャラクターごとに異なる戦略を楽しむことができます。

  • 対戦モードの充実: 友達と対戦できるモードが充実しており、格闘ゲームとしての楽しさを味わえます。

悪い点

  • 操作性の難しさ: 一部のキャラクターの操作や技の入力が難しく、初心者には敷居が高いと感じられることがあります。

  • グラフィックの古さ: PlayStation初期のタイトルであるため、グラフィックがやや粗く、現代の基準で見ると見劣りする部分があります。

  • バランスの問題: キャラクター間のバランスがやや偏っており、一部のキャラクターが圧倒的に強いと感じることがあります。

システム

  • ストーリーモード: 原作のエピソードに基づいたストーリーを進行しながら、各キャラクターとの戦いを楽しむことができます。

  • 対戦モード: 友達や家族と一緒に対戦できるモードがあり、お互いの腕を競い合うことができます。

  • トレーニングモード: キャラクターの技やコンボを練習できるモードがあり、初心者でも操作に慣れることが可能です。

移植

『グラップラー刃牙 バキ最強烈伝』はPlayStation専用タイトルとして発売されており、他のプラットフォームへの移植は行われていません。

評価

  • 専門レビュー: 原作ファン向けの作品として高く評価されましたが、格闘ゲームとしての操作性やバランスに関しては改善の余地があるとの指摘もありました。

  • ユーザーレビュー: 原作ファンからは好評を得ており、特にキャラクターの再現度やストーリーモードの内容が評価されています。しかし、操作の難しさやキャラクターバランスの問題を指摘する意見も見られます。

影響

『グラップラー刃牙 バキ最強烈伝』は、格闘アクションゲームの一つの例として、原作ファンに強く支持されました。キャラクターや技の再現度の高さは、後のキャラクターゲームにも影響を与えたと考えられます。

ユーザーの声

  • 「原作ファンにはたまらない内容で、特に必殺技の再現が素晴らしい。」

  • 「操作が少し難しく感じるが、練習すれば楽しい。」

  • 「グラフィックは古いけど、対戦モードが楽しいから友達とよく遊んでいます。」

総評

『グラップラー刃牙 バキ最強烈伝』は、原作「グラップラー刃牙」の世界観を忠実に再現した格闘アクションゲームで、ファンにとっては非常に魅力的な作品です。キャラクターや技の再現度が高く、ストーリーモードや対戦モードも充実しています。一方で、操作の難しさやグラフィックの古さ、バランスの偏りが一部のプレイヤーにとってはネックになるかもしれません。しかし、原作のファンであれば、これらの欠点を補う魅力が十分にある作品と言えるでしょう。

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